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わんワンにゃんニャンワールド  作者: けいたいでんわ
2/2

ハハ…はは…母で、幼女じゃなく養女。

サクッといきます。

 コンコン!

「おはようございます。起きていらっしゃいますか?」



 どうやら侍女さんがドアをノックしてきたようだ。



「どうぞ~」

「失礼します」



 ドアを開けて入ってくる。

 この侍女さんだが、昨日はあまりの眠さに覚えていなかったが、良く見ると白ネコにピンクの淡い髪……あれ?その描写どこかで……。

 そして侍女さんにしては、豪奢なドレス……。



「おはようございます。昨日はご挨拶出来ませんでしたが、私は王女のユキ・タマーラと申します」

「王女……?」

「はい。女王であるシロナは、私の母ですわ。ご主人さま」

「ハハ…はは…母…?」



 朝っぱらから、頭の中はハードな展開だ。

 まさかの展開だ。どう対応すればいいんだ?

 そんな事を考えていたら、ユキさんが



「とは、言ってもシロナと私は本当の親子ではないのです」

「え……違うの?」

「私は、シロナの姉の子なのです。母は、私を産むとすぐに亡くなってしまったので、その跡を現女王であるシロナが継いで、私が養女となったのです」

「幼女…違う。養女か」


 見た感じは、中学生っぽい感じだし。



☆★☆★☆★




 その後、ユキからも『ご主人さま』と言われ、何故か抱きつかれた。

 とりあえず、よしよしと撫でると、蕩けた笑顔をしていた。

 どうやらネコミミ族にも俺のテクニックは通用しそうだ。

 それにしても、何故ここまで懐かれるかわからん。

 しかも受け入れ率100%だ。

 とはいえ、考えても仕方ないから、もう考えるのを放棄した。

 あの考えるのを止めたらあ~たらこ~たらは、ほかっとく。

 現実を受け入れて、お気楽にご隠居生活を送るのだ!



☆★☆★☆★


お読み頂きありがとうございます。

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