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私は幼馴染の彼を奪った悪い女なんです!

作者: 七瀬
掲載日:2026/02/18





”私は幼馴染の彼を奪った悪い女なんです!“





私には子供の頃からずっと大人になった今でも仲が良い親友が居ます。

そんな親友が私に彼を紹介してくれたわ。

どうやら二人は”結婚を前提に付き合っているらしい。“

だから親友である私には最初に彼を紹介したかったと言ってくれたの。

でも? 私は親友の彼を一瞬で好きになってしまった!

”一目惚れってこういう事なんだと私は初めて知った。“

だけどだからといって、”親友の彼を奪っていい訳じゃない!“

私は自分の想いを心の奥にしまって、二人と接していた。





でもある時、”親友抜きで私とふたりで彼が会いたいと言ってきたの。“

私は散々迷った挙句、彼と二人で会う事にしたわ。

その時に、”初めて彼の本当の気持ちを知ったの!“




『”俺さ! 初めて翠を見た時、一瞬で恋に落ちたんだよな。“』

『えぇ!?』

『陽葉には申し訳ないけど、俺が本当に好きなのは翠だと分かったんだ!』

『・・・で、でも、』

『頼む! 俺を信じて待っててくれないか?』

『えぇ!?』

『絶対に陽葉とは別れる! だから俺の事をちゃんと見てほしい!』

『・・・・・・』

『翠が陽葉の事、”親友“だと想ってるのは分かってるけど、でもこれは

恋愛なんだ、俺と親友の陽葉とどっちが翠は大事?』

『・・・そ、そんな事、急に言われても、簡単に決められない、』

『そうだよな、そう簡単な事じゃないよな、だったらちゃんと考えて

ほしんだ! 俺か陽葉かどっちか一人を選んでほしい!』

『そ、そんなの絶対に無理だよ!』

『選ぶんだ! 選ばないとどっちも失う事になる!』

『・・・・・・』

『時間はたっぷりあるからよく考えて答えを出してほしい。』

『・・・ううん、』






・・・私は彼にそう言われて、

とうとう、”禁断の答えを出してしまった!“

私は親友の陽葉を選ばず、親友の彼を選んだのだ。

絶対にあってはならない答えを私は出してしまい、

私は地獄にそのまま突き落とされる。




『ねえ翠? ”ワタシの男に手を出したって本当?“』

『えぇ!?』

『”まさか嘘だよね? 翠と千太がふたりで仲良さそうに○○の駅前

を仲良く歩いてたって、他の友達からワタシ聞いてさ。“』

『・・・・・・』

『嘘って言ってよ! ワタシ達、親友でしょ?』

『・・・・・・』

『ねえ翠! なんか言いなよ。』

『・・・ご、ごめん、』

『ごめんって、本当の話なの? ちょっとカマかけただけだよ。

最近、ふたりの様子がおかしいから、本当はそんなの誰も見てないし、

それにふたりで陰でワタシを嘲笑ってたんでしょ?』

『陽葉、私の話をちゃんと聞いて!』 

『”無理よ、絶対にワタシはふたりを許さない!“』

『・・・陽葉、』

『ずっと親友だと想ってたのに、こんな形で裏切られるなんて。』

『・・・・・・』

『”復讐するから、許さない! 絶対に許さないんだから!“』

『・・・・・・』





・・・その後は、”まさに泥沼。“

陽葉が彼を呼び出し3人で話し合いをしたいと言い出し、

3人で集まって話し合うはずがそのまま修羅場に。

陽葉がいきなり私の髪の毛を強く引っ張ってきてその後にビンタを

されて、彼は泣きじゃくる陽葉を最後まで慰めていた。

私はそんな二人を置いて一人で家に帰る事に。




それからはもう、私から陽葉に何度連絡しても無視され続け、

絶対に許してもう事が出来なかった。

ずっと親友だと想っていた彼女を私は失ってしまったのだ!


それに、”あんなに好きだった彼と付き合って半年後に別れてしまう。“

私が陽葉に引け目を感じたからだ。

親友を失い、大好きだった彼も私は失った。

結局、”誰にとって徳だったのだろう?“


【私は幼馴染の彼を奪った悪い女なんです!】

・・・そして私は大事なふたりを失いました。



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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