表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

テーマ詩集:身体検査

首すじ走る悪寒と生首おとす刃

作者: 歌川 詩季

 こまかいこと、考えてません。

 術中にはまるうかつさを悔やむよりかは

 手練手管のほうをむしろ(たた)えよう

 袋小路には飴と鞭があるにも

 背中に壁じゃ生きた心地(ここち)しないだろ?


 計算高くをほめことばに生きてきたんなら

 その首すじ走る悪寒(おかん)にも ここんとこ(にぶ)くてさ


 七つのインスピレーション

 廃墟へのゆるやかな道を照らしてそそぐのは

 淡い木漏(こも)()雲間(くもま)からの月(あか)

 のこりのやつまで知りたけりゃ

 目を()らして 耳をかたむけな

 首すじ走る悪寒(おかん)にまじってる



 胸中(きょうちゅう)(いだ)思惑(おもわく) 伏せたままでも

 手札を(さら)してブラフだけならべよう

 暴露記事などネタとソース()けだし

 壁に耳ありは軽口(かるくち)の羽を()


 格式高くを(おど)し文句に生きてきたんなら

 この生首おとす(やいば)さえ ()がなけりゃなまってく


 五つのフラストレーション

 楽園を甘美なる堕落へと(いざな)えるのは

 (たる)に安酒と 爪 (かじ)るどぶねずみ

 あとなにがあるか知りたけりゃ

 腹 (さば)いて 胸に()いてみな

 生首おとす(やいば)が教えてる

 のこりのやつ?


 なんでしょうね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  こういった雰囲気もいいですね。  孤高のアウトロー的な。
[一言] 5つも7つも大罪の数。 でも、これは罪の数よりは感覚の数? 五感はあるけど七感といえば 星座をモチーフにしたあのお話のあれですね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ