首すじ走る悪寒と生首おとす刃
こまかいこと、考えてません。
術中にはまるうかつさを悔やむよりかは
手練手管のほうをむしろ讃えよう
袋小路には飴と鞭があるにも
背中に壁じゃ生きた心地しないだろ?
計算高くをほめことばに生きてきたんなら
その首すじ走る悪寒にも ここんとこ鈍くてさ
七つのインスピレーション
廃墟へのゆるやかな道を照らしてそそぐのは
淡い木漏れ陽と 雲間からの月灯り
のこりのやつまで知りたけりゃ
目を凝らして 耳をかたむけな
首すじ走る悪寒にまじってる
胸中に抱く思惑 伏せたままでも
手札を晒してブラフだけならべよう
暴露記事などネタとソース漬けだし
壁に耳ありは軽口の羽を捥ぐ
格式高くを脅し文句に生きてきたんなら
この生首おとす刃さえ 砥がなけりゃ鈍ってく
五つのフラストレーション
楽園を甘美なる堕落へと誘えるのは
樽に安酒と 爪 齧るどぶねずみ
あとなにがあるか知りたけりゃ
腹 捌いて 胸に尋いてみな
生首おとす刃が教えてる
のこりのやつ?
なんでしょうね。