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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

精神科医。不用意な一言を放ち殺される。

作者: ヒロモト

クリスマスの夜。僕は職員専用駐車場で刺された。

ナイフは僕の腹部に刃が見えぬほど深く刺さっている。


「……なんで?」


うつ病の68才の直井さん。僕と彼の関係は良好だったはず。

今日の診察でも終始穏やかだったのに。僕は彼を本気で治したかったのに。


「……『また来年』って言ったから」


「……何が駄目なんだよ」


直井さんは月に一度しか来ない。僕は間違った事は言ってない。


「『もう今年は来るな』って意味だろ?ひでぇや先生……」


心の病を持つ人のデリケートさを分かっていなかったって事か。


「先生見捨てねぇでくれよぅ」


「……じゃあ殺すなよ」


最悪のクリスマスだ。



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― 新着の感想 ―
[一言] 精神患者は本当にそういう思考回路をしてそう。 妙にリアルで良かったです。短く纏められててGOOD。
[一言] 大阪の放火事件の予言
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