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お前ら異世界ナメすぎ  作者: 砂糖メープル
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異世界もの増えたよね。夢があるもの


キーンコーンカーンコーン


学校の終わりを告げるチャイムが鳴った。

今日も6時間授業。授業中は無限に感じる時間でも、終わってしまえばあっという間だったような気がする。ふしぎ。




「がやがやと騒がしくなった教室で、隣に座っている男に声をかけられた。」

「え、まだなんもいってないんだけど。授業おわたよかえでちゃん。」


知っとるでよ。

この男の子は「かけるくん」。中学校からの付き合いである。

見た目は正直かなり怖い。僕らの高校は特にこれといった厳しい校則もなければ頭髪に縛りもなく、自由な校風を売りにしているために制服も沢山の種類が存在している。彼も例にもれずいかちい見た目をしている。




ここで自由な校風の代表例ことかけるくんの見た目を紹介しておこう!

かけるくんはまず髪の毛が金ピカである。将来ハゲると思う

割と長髪でウルフっぽい髪型にしてる。たまに前髪あげてくるけど、寝坊してセットする時間が無かっただけらしい。へー

ピアスも左耳に4つ。内1つは軟骨を貫通してる…。

反対に右耳には必ず同じ綺麗な翡翠色のイヤリングをしていて、他はすっきりとしている。こだわりなのかな

背丈は僕より10㎝は高い。おいどんが173㎝なのでそういうことである。こいつの足を切り落として僕の足にしてやりたい。



あと普通にイケメンである。F××K




「かえでちゃんは今日バイトないの?」


「おいどん超ひまじんなのだ。」


「いいね、遊びにいこ」


「どこか行きたいところでもあるのんかね」


「うんとね、、、あ、これこれ。なんか駅前のコンビニつぶれたとこに新しくカフェできたんだって。ここのカップがめちゃお洒落みたいで行ってみたかったんだ」



嬉しそうにスマホをコツコツしながら見せてくれた。

ほへえ…なんか博物館にありそうな昔の土器っぽい見た目のカップである。これは確かに生で見てみたいかも。



「これはさすがに行くっきゃないでしょおお」(゜Д゜)

「でしょ、気になるでしょ」(`・ω・´)



ということで今日は駅前でシャレオツになっちゃうぞ~☆

ふふふ








そしてこの日が僕の人生最後の日になった。




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