第7章 再会
「うわぁぁぁ」
とにかく助かる方法と考えないと
えーっと えーっと
!空間魔法
確かあれはLv1だから
3秒間だけ空中で浮く事が出来たはず
あれを使えば
やばいもう地面が見えてきた
空間魔法、空中浮遊、発動!
イッタ!
そうだったダメージがなくなるわけではないんだった
それで生きている
・・・・しかしこの状況はよろしくない
落ちていたときは、焦りと風を切る音できずかなかったが
周りから「ギチギチ」という音・・いや鳴き声が聞こえてくる
この鳴き声の主は・・・
ゆっくり前を向いた
そこには、大量の蜘蛛がいた
うっわキッショ!
てかこんだけいたら軽く恐怖覚えるわ!
(ピコン 熟練度が一定に達しました。 恐怖耐性を入手しました。)
そんなに?
「あ」
空中浮遊の効果時間が切れた
一斉に飛びかかってくる蜘蛛
これは、やばい
毒竜スキル「毒ブレス」発動!
ブレスに当たった蜘蛛たちが次々と倒れていく
1匹1匹は弱いのかな?
これは勝てるかも
って数が多すぎるだろ?
ブレス当てていない方向から
どんどんかみつかれる。
ダメージは小さいものの
塵も積もれば何とやら
HPがゴリゴリ削られる
そしてHPが付きかけたころ
(ピコン 経験値が一定に達しました。 蛇毒竜***Lv1→Lv2になりました。)
(スキル経験値を獲得しました)
(スキルポイントを入手しました)
アイキャンフライ
完全復活!
危ない危ない
さらにさっきのレベルアップで毒竜のスキルが上がった
毒竜レベル2のスキルならどうだ
これはマシンガンかな?
口から直径10cmほどの毒の塊が大量に出てくる
(ピコン 経験値が一定に達しました。 スキル「射出」を獲得しました)
お?毒の塊が小さくなった
けど発射の強さが強くなって
蜘蛛の体を貫いている
これが射出+毒か
しかし数が多すぎる
MP残量が2割
このままじゃジリ貧だ
何所か逃げ道はないのだろうか
周りと見渡すと
一か所だけ60ほどの傾斜の上り坂があった
蛇ならあれを登れるはず
蜘蛛たちを無視し坂を全力で上がる
気が付くと蜘蛛たちは、追ってくるのをやめていた
そしてこの坂の先にたどり着いた
そこは、生まれた時の巣だということに気が付いた
しかし今は、たった一匹の小さな蛇だけがいた
(どうも)
女神今それどころじゃない目の前に敵らしき蛇が
(いいんですか?殺しちゃって)
ん?それはどいうゆうことだ?
(その蛇、あなたと同じ転生者でしかも並木君と言う方ですよ?)
え?並木なのか?
(ええ 貴方を突き飛ばした後彼もすぐ死にましたから)
?!どういう理由で!
(罪悪感です彼は、親友である貴方を殺してしまったことに罪悪感で自殺しました)
(そうなってしまったのは、こちらのせいなので貴方と一緒に転生させました)
そんな
(まあ2人で助け合って、この洞窟で力をつけてくださいな)
そう言った瞬間あの女神の声が聞こえなくなった
いったん女神が言うには並木らしい蛇に話しかける
「お前、まさか並木か?」
「その声は、ザキ!」
「ってお前も竜種になってんじゃねえか」
「え?そうなんだ。」
なぜわからないんだ?
もしかしてこいつ・・・
「お前鑑定持ってるか?」
「鑑定ってなんだ?おいしいのか?」
「お前女神から話聞いたか?」
「いや」
説明してやるか・・・
ーーー10分後ーーー
「なる程なそういうことか」
「スキル検索っと ん? どうやら7大罪には、適性があるっぽいよ」
「じゃあ俺鑑定っていうのと7大罪シリーズの暴食取れるっぽいからとるな」
「ああそうしてくれ俺は、傲慢がとれるらしい」
「桐生、この洞窟やばそうだしバディ組まないか?」
「まあ、並木だし大丈夫か・・」
こうして、俺と並木は、再会しこの洞窟で生活することになった