第1話黒の子
どーも話自体変えます
「竜…」
誰かが俺の名前を呼ぶ
だが見渡しても誰もいない
俺は先ほどの声に対しこう聞いた
ー誰だ
その夢の言葉で俺は目が覚めた
「ん…またこの夢か」
俺の名前は龍黒竜、竜族だ、ついでに言うとその王の息子だ
え?竜族がなんだか分からない?それは少しすればわかるはずだ
俺は少しして眠い目をこすりながら父上の部屋に向かった
「父上おはようございます」
いつも通り俺は朝の挨拶を父上にした、だが父上はまだ寝ているようで返事が返ってこない
少しの沈黙の後俺と同じように扉を開いて俺に声をかけたものがいた
「ん?竜?どうしてここにいるんだ?」
この声の元はは龍白剣、俺の兄だ
俺は兄が言ったことがよくわからなかった
「へ?ドユコト?」
「お前、今日から魔道学校じゃなかったのか?」
「え?、アッ!ヤバイ!」
兄が言ったとうり俺は今日から魔道学校に行くことになっていることを思い出した
「アー!ヤバイ!遅れるー!」
そして兄は俺を見てこう言った
「大丈夫か?あいつは」
魔道学校は竜族の世界で最も魔術の勉学に励む首都ドラゴニア在住の貴族以上の身分の者が通う学校だ
先程から竜族とは一体何かと思うと人もいると思うので説明しとこう
竜族とはその名のとうりこの世界を支配している種族だ、竜族には魔術という物がありそれを使い普段から生活を送っている、その魔術を最高まで磨き上げるのが先程言った魔道学校だ
それはさておき、これはやばいと俺は走っていた
なんせその魔道学校の入校の日を完全に忘れてたからだ
「ヤバイ!ヤバi…ん?」
そうして焦っている俺の横あたりに、もう一人焦ってる奴がいた
「ヤバイ!遅れルゥー!」
「ハァ!?」
初めてこいつを見たとき一瞬、(なんだこいつ)と思ってしまった
「お?なんだ?あんたも遅れか?」
走りながらこいつは話しかけて来た
「そんなこと言ってる場合じゃねぇだろー!」
なぜか俺は何気に返してしまった
入校式になんとか間に合い一息つき俺は教室に向かった
そうしたらなぜか俺と同じく遅刻しかけたあいつがいた
(なんでいるんだよ)
俺が見たのは紛れも無い急いでいたときに話しかけて来たあいつだった
「ん?あ!お前は!」
まずいバレたそして先生の話が終わり俺は帰ろうとした…が
「おーいそこのあんた」
やっぱ来たよ
「お前急いでいたときに俺が話しかけた奴だろ?」
「あ、お、おう」
あぁ…早く帰りてぇ…
そう俺は心の中で思った
「あんた名前はなんて言うんだ?」
急だよ、全くこう言うことは自分から名乗るもんだとおm…
「ああ俺の名前は業火紅だよろしくな!」
こいつ対処できねぇ…まあいいか…
「俺は龍黒竜だよろしくな」
さらっと本名言ってしまったが大丈夫か?
「へー珍しい名前だな」
よかったこいつがバカでホント
「文庫よーし一緒に帰ろうぜ」
「断る」
即答したまあこんな得体の知れないやつと帰るなんて普通できないよな…
「よし!行こう!」
「人の話聞けよ」
一体なんなんだよこいつは…あぁ早く帰りたい…
「やっと解放されたよ」
あれの目を盗んでやっと逃げることが出来たよそれにしもあの紅とか言うやつなんなんだよまさっさと帰ろ…
「よっ!」
「ハァ!?」
なんでいるんだよ
「ようやく見つけたぜ!」
だめだこいつ逃げ切れねぇそれでも逃げる!
「オアああああああああああ!」
「お?逃げるか?よし!俺も行くぜ!」
そう言うとそいつも走って来たしかもムッチャ早く
(逃げないとやられる…)
そのまま俺は全速力で帰った
そのまま俺はどうにかあれを巻くことができた
ここが俺の家である今更だが俺の身分は王の子王子だ
あっと今日、他人に名前言っちゃったよ…そのことを思い出して父上の部屋に向かった
「父上ーー!」
「ん?どうかしたか?竜」
「すみません!魔道学校で他の竜に名前言ってしまいました!」
ああこれ怒られるパターンだ
「それがどうしたのだ?」
「え?」
混乱した王子の龍黒竜は世界的に竜王と兄くらい有名なはずだが…
「そもそもお前の戸籍は学校の方では一般貴族の竜族にしてあるぞ?」
「え?えぇ!?」
俺の驚きを見て父上はよくわからない顔をした
「どう言うことですか!?父上!」
「どうしたも何もお前の戸籍一般貴族の竜族だぞ?」
「いやいやいや俺の戸籍は竜王の息子と昔から言っていたではないですか!」
「あああれ嘘だった☆」
「なんでですかーー!」
この父上には色々と苦労されられている
……まああの時と比べたら何倍もいいか
その頃紅は自分部屋で写真を見て言った
「兄貴……今日は友人が出来たよ……」
そしてポツリと言った
「俺も兄上みたいに強くなるよ……いつしか兄貴のところまで行けるように」
俺は寝る準備を一通り済ませベットに倒れ込んでいた
「こんな調子で魔道学校を卒業出来んのか?」
俺が疲れているのは、当然今日あった出来事と事実だからだ
「父上もかなり身勝手な人だな…」
もうこの先やって行ける気がしなかっただがこのことがあれに近づくとはこの時は思いもしなかった
なんか感想をください




