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超能力者達の龍怒  作者: 鳴無龍氏
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東域騒乱編〔0〕因証元賛

〔0〕因証元賛(フォルトメテオ)


超能力者育成機関『ラフォール』が運営する都市『セイリュウ』。

ここは超能力者達が通っている中学や高校や大学が集まっている、超能力者達の超能力育成の為に作られた場所である。

この俺、霧島陸雅は超能力者として生まれてきたので、仕方なくここにいる。

何もかもつまらなく、いつもいつも退屈している。

いつものように学校に行って、勉強して、家に帰って飯食べて寝る。そんな平板化された日常は全然楽しくない。

偶に警察から事件解決のために呼ばれることがあるが、俺が介入すると何年間も迷宮入りしていたのがたったの一日で解決する。俺をワクワクさせてくれる様な事件は起こらない。

世間からは俺は凄い奴だとか称賛されているが凄い奴だからこそ退屈するのだと感じる。

世界に三人しかいない『複数能力者』の一人であり、アジア最強の超能力者、何ていう肩書は俺が持っていてもしょうがないと思う。

でも、そんな俺にも救いの言葉がある。『人生一度きり』。俺の親友が教えてくれた言葉だ。そう、人生はどんな人間にも一つしかない。俺はその一つしかない人生を楽しみたいのに楽しめない。

いつも思っていた。俺の人生を楽しくしてくれる奴が現れないのか、出来事が起きないのかと。

けれど俺は思った。事は自分の思い通りにならないと。ずっとそう思っていた。

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だがその年、思っていたことが実現した。

3564年。

その日、世界を覆い尽くす化け物として、やってきた。

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