異世界へ行くかも?
暑いですね。暑さにも負けずにガンバりましょう
目蓋が重い……目を開けてみるそこはただ一面真っ白な世界だった。
「あれ?此処は何処だ?」
たしか、家に帰ってる途中に小さな女の子がトラックに引かれそうだったから助けようとして押そうと思った瞬間その少女が消えて……と考えてた所、後ろから声を掛けられた。
「もう、さっきの事を思い出したかの?」
と長い髭を弄りながら所謂みんなが想像するような神様みたいな風貌をした老人が現れた。
「神様みたいじゃなくて神様なんじゃよ」
そうそう、神様なんだよ。って心を読まれた!!
「当たり前じゃよ。なぜならこの世界で一番偉い様なんじゃからな意識しれば人の心ぐらい読めるわい。」
ん?神様?
「ってことは、もしなくても此処が天界って所で神様や天使達ぐいるところですか!!」
「まぁ、そうじゃな」
「ってことは夢にまで見た異世界デビューも間近だぜ!!」
ヤバイ!ヤバイ!キタんじゃねテンプレ♪テンプレ♪
「盛り上っているところ悪いが一つ謝らなければならないことがある。お主が死んだのは儂に責任があるんじゃ」
「別に良いですよ!ただ条件がありますが。」
チート♪チート♪
「条件じゃと、出来るだけ希望にそるようにするんじゃが」
神様のジーさんは髭をもしゃもしゃしながら言ってきた。
「俺は異世界転移したいです!もちろん、特別な能力を付けて下さい!」
少し、特別な能力は図々しい過ぎたかな?
「よし、いいじゃろう。どんな世界がいい?色々とあるんじゃが例えば、この『はい!』なんじゃ?」
「出来れば、ファンタジー系で人間だけでなく獣人やエルフといった人達がいて魔物やモンスター、スキルレベルがあり街並みは中世ヨーロッパ風みたいな世界を希望します!」
「ふむ、そんな世界あったような気がするのぅ」
と言い少し待っていると見つかったと言った。
「ふむ、あとはどんな風なスペックで転移したいかじゃな」
ふっふっふっその辺りは妄想の中で何度も考えてた!
「体格から容姿は今と同じで人間。ステータスは普通の人よりかなり高くスキルは人やモンスターからスキルを奪うスキルで、出来ればスキルを人に渡せるスキルも欲しいです!」
「ふむ、その様にする。では、儂からは少しこの世界「アースガイル」について簡単に説明するぞ。」
「はい」
早くアースガイルに行って異世界ライフを満喫したい
「まず、この世界についてじゃが主の世界にはない魔力というものが存在し、それを使うことを魔法というのじゃ種族は大まかに人間、獣人、エルフ、ドワーフ、魔族、精霊を筆頭に様々な種族が住んでおる。スキルレベルは1~10まであるは目安として1:初心者2:経験者3~5:有段者6~7:師範代8~9団長10:世界一レベルじゃ。次に貨幣制度であるが小銅貨を10円、銅貨を100、大銅貨を1000円、小銀貨を10000円、銀貨100000円、金貨1000000円、白金貨10000000円、閃貨100000000円と言ったもんじゃな。」
「最後にステータスと念じておくれ。」
ステータス
名前:神崎イロハ 種族:人間 性別:男
レベル1
HP1000/1000 MP 500
STR 750
VIT 600
DEX 400
INT 750
MND 600
LUK300
ギフトスキル スキル強奪 スキル譲渡 鑑定(神の加護)隠蔽(神の加護)
スキルなし
称号 異世界人 残念男 童貞((笑)) 神のお気に入り
「ってなんだよ童貞((笑))って!!たしかに、童貞だけど……」
やべぇ、自分で言ってて悲しくなってきたorz
「そこは、他の神が担当しているところじゃから」
そんなちっちゃい事はとうでもいい俺はとうとう異世界へ行くんだ!!
「じゃあ、神様色々とありがとう!異世界で第2の人生満喫してくるわ!」
「ふむ、達者な良き人生を!!」
じーさんに送られて俺は異世界へ飛び立った。
とうとう、異世界へ旅立ちましたね。次の話は主人公が旅立った後の神様視点です。
※スキルレベルについて少し変更がありました。
スキルにはノーマルスキル(スキルレベルがあるもの)とギフトスキルがあります。ギフトスキルは先天的または後天的に現れます。これは一種の才能と思ってください。