表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神童が魔導師  作者: 一般人A
第一章 神童の魔導師
3/7

第二話 転入

―――AM7:30 日向峰国立魔法学園 校門前―――

夏の暑さを感じる7月。

まだ生徒が登校していない時間。

一人の少年が校門の前で立っていた。

日本軍第2特殊部隊、通称:紅炎隊所属 進堂 光夜少尉である。


「はぁ~」


しかし、光夜は軍人らしからぬ溜め息をついた。

それは、新しい生活への、不安や期待からくる溜め息であった。


「よし!」


頬を叩き、覚悟を決め、威勢のいい声をあげて、

光夜は校門をくぐり、校舎へと歩いて行った。



―――AM8:57 2F廊下―――

あの後、学園長や理事長と『応接室』で話しをした。

自己紹介をし、任務のことや、学園での自分の立場、情報の共有などの話をした。

どうやら自分は、新藤しんどう こうとして、1-Cクラスへの転入が決まった。

何故ならそこにターゲットがいるからである。

この学園は、1学年A~Fの6クラスの、1クラス30人で、合計180人だそうだ。

そして自分の、進堂・・ 光夜・・としての存在は、生徒はもちろんのこと、教師にも知らされてはいないらしい。


(まあ、当然か。)


これは情報の漏えいを避けるための処置である。

光夜・・の存在は秘匿情報だからである。


そして応接室を出た後に、『職員室』に向かい、教職員に自己紹介(偽情報)をした。

その時に何故か教職員たちがこっちを見て唖然としていたが、光夜は気にしないことにした。

そして、その中から担任を見つけ、互いに自己紹介をし、現在1-Cクラスに向かうために廊下を担任の藤村ふじむら 瑠璃るり先生と喋りながら歩いていた。


「ここが、1-Cクラスよ」


しばらく歩くと、少し喧騒している1-Cクラスに着いた。

そして、9:00を知らせるチャイムが鳴り、教室内からガタガタという音が聞こえ、少しすると静かになった。


「それじゃあ、先に行くから、私が呼んだら入ってきて、自己紹介をしてね」


それだけを言い、藤村先生は先に教室に入っていった。

光夜は言われた通り、廊下で自分が呼ばれるのを待つことにした。

中では、藤村先生が何やら話していた。

そして、転入生(自分)の話になると、教室内が騒ぎだした。

藤村先生が何かを言うと、男子から落胆の声が、女子からは歓声の声が上がった。


「それじゃあ、入ってきて」


藤村先生が自分を呼ぶ声が聞こえたので、教室の扉を開けた。



―――そして光夜は、新たなる一歩を踏み出した。

第二話を投稿しました。


説明ばかりですいません。


次話もよろしくお願いします。m(--)m

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ