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後ロスと願望と想像と

作者: 晴読雨読

 ある作品、何でもいい。ドラマ、アニメ、漫画、ゲーム、お芝居等に嵌る。

 

 その時、没入とまで言える程気持ちが作品に入ってしまう。


 次は、今度は、更に、作品に期待をかけ、人生の貴重な時間を払い、その作品に触れることに価値を感じる。


 そうすると、その作品が終わった際、喪失感でたまらなくなる。


 ある時は、新作に期待し同人に期待し世界が広がることを望む。自分で作ることもあるかもしれない。

 ある時は、感想をネットやらで探したり、触れた人同士で言い合ったりして、深く知ろうとする。

 ある時は、自身で追体験をしようと、聖地と呼ばれるロケ地を巡ったり、元になった作品を調べる。

 

 ただ、どういうときでさえ、終わってしまった気持ちを持つのだ。


 こんなところで終われるか。まだ続きが知りたい。

 終わりはわかるが、気持ちの行き場がない。

 やっと終わった。長かった。


 そんな数多の感情を作品の数だけ個々人は持つだろう。一つの感情だけでなく、時間とともに変わることもあるだろう。知ることで変わることもある。


 その作品を知っても消費するだけで終わるかもしれない。

 その作品を知ってしまい、何かが変わるかもしれない。


 すぐでなくとも、後でこの作品が人生に影響するかもしれない。


 大抵の作品はあなたが触れる時間より、制作時間の方が長い。たくさんの人が携わることもある。


 一時の退屈しのぎ、当面の娯楽、懐古するときの話題。


 時の試練を得てなお忘れられないものに触れられるのであれば、それは記憶だとしても物質的な形を持つといえるのかも。


 もし、何かを受け取ってその抱えきれない思いがあるのなら自分の願望と合わせて想像し、誘われるままに○○すると○○な世界にたどり着けるかもしれない。

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