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Vtuber『鏑木ミルク』のお悩み相談教室  作者: 関原みずき
第二章 彼女ができた俺、調子に乗りすぎたのでメイドになります 星!高評価!♡すぐにいますぐつけて!
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浮気バレと彼女の激怒

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モチベ上がりますのでよろしくお願いします。

怒涛の6連投2回目 二時間ごとに投稿します

 俺は今日も部室に向かう、締め切りが近くなってきている。

 紫乃に話しかけずらいので今日はたまには心愛先輩に話かけた。紫乃と水愛はなんだか仲が良さそうに話している。


「心愛先輩、俺の絵を見てもらえませんか?」

「いいぞ、丸山君、どれどれどんな感じかな?」


 俺は今パンツが見えているがなんか違う原因について頼った。


「とっても、いい感じに描けていると思うぞ。まずちょっと顔の表情が硬いから、もう少し恥ずかしがる感じにしれくれないかな。あと手が少しおかしいおかしいから違和感がないように描けると良いかな。あと背景をこれから『花宮すず』に合うような風に描いてほしいかな。…」


 するとなんだか出てくる、でてくる修正箇所が、やはり上手い人は違う。画力が足りない、言われたところを直しながらもう時間もあんまりないのでキャンバスに描き始めたいが。

 油絵なんてやったことないんだが。


 俺は集中して描いていた。修正しながら完成図を書き込んでいくが大問題がある。背景をなにを描いたらいいのか。


 ないよ、下着を日常的に見せる機会なんて。チアか、でも今回えっちな絵を描かなくてはいけないからチアリーダーみたいな健全な状況はダメである。

 今回先輩から指定された状況はえっちでかわいくて非日常である。チアは健全すぎる。不健全すぎるのは全裸を規制されている今、えっちだけど健全にしなくてはいけない。


 ここまで現実を見ていなかったが仕方がない、そろそろ嫌がってはいなのにえっちなパンツを見せるという審査員受けしそうな状況を考えなくてはいけない。思いつかないので紫乃に頼ることにした。


「紫乃、ちょっといいか?」

「何、金彦。私今忙しんだけど」


 なんだか彼女が冷たい。原因ははっきりしているが、なんて会話が青波との間にあったのだろうか。


「背景がぜんぜん思いつかないんだ。何かいいアイデアない?」

「背景なんてなんでもいいのよ、あんたは『すず』を真剣に描くことに全力を注ぎなさい。それとも、


 また青波に相談するのかしら。まだ私忘れてなんてないわよ」


 まずい、完全に怒っている。俺は怒らせてしまった。


「ごめん、青波、ちょっとスイッチがはいっちゃたから。他に思いつかなくて」

「ここで私の名前じゃなくて青波がでてくるのね。私は紫乃よなに、あんたそんなに簡単に人の女にちょっかいかけてるわけ?」


 別に青波は誰の物でもないんだが。青波がスイッチが入ったことを言ったのに勘違いされている。これでは俺が青波に我慢できなくて迫ったみたいに勘違いされているではないか。


「丸山君、紫乃悲しませちゃだめだよ。」

 ここで水愛が入ってきた。紫乃どこまで水愛先輩に話てしまったのか。もしかしたら全部か。


「俺は紫乃のことを悲しませることなんてしませんよ」

「ホントかな?紫乃すっごく怒ってたよ。何かしたんでしょ」


 すっごいことを昨日したのは事実です。でも、早速紫乃からみたら、青波に浮ついてしまっていたのも事実です。でも今紫乃が俺のことをじっくりと睨んでいるので何も言えません。

 今日は察しよく俺が紫乃と付き合いは合い始めたことが俺が紫乃を怒らせたことに変化している。


「金彦、反省しなさい」

「ごめん、許して。今日は反省するから。」


「一人で頑張るのね。テストも近いから今週中くらいに仕上げないと割と間に合わないわよ。白紙で大丈夫かしら」

「水愛、本当ですか?」

「そうだよ。テスト期間が重なってるから出来なかったら持ち帰ってやってもらうことになるよ」


 致命的な話を聞いてしまった。俺はまずい、全然できていない。白紙である、と言うかだからみんな最近結構部活に来ているのか。幽霊部員が現世に現れているわけである。


 どうしましょう、俺はとり合えず、スカートのたくしあげと足ドンのイラストの両方の制作に取り掛かった。下手な鉄砲数うちゃ当たる論である。下絵を描いて服と顔とかを修正箇所をなおせるように書いたのである。


 まあ絵を描いている間は俺が考えている悩みはすっかり消えていた。調子が結構よく割とかけた。『花宮すず』絵を結構進んだ。もしかしたら俺には才能があるかもしれない。時間はあっという間に過ぎてまさか外も暗くなっている。


 俺がここまで美術室で描いていたのは始めてかもしれない。気が付いたら俺が最後の一人になっていた。せっかく描いた絵が誰にも見せられないのは残念であるが、また明日くればいい。俺は美術室の鍵を職員室に返しに向かった。


「失礼しまーす。一年の丸山金彦です。鍵を返しに来ました」

 そこには美術部の顧問である、茶柱先生が仕事をしていた。


「おお、丸山君、今日は心愛じゃないんだな。珍しいな丸山君が最後まで残るなんて」


「こんばんは、茶柱先生。俺は最近は毎日行ってますよ」

「それは良かった、でもまさか最近そんなに頻繁に行くようになるなんて、私は嬉しいよ」

「そうですね、今締め切りが迫ってるんで結構忙しんですよ」

「そうだね、君たちはまとめて『花宮すず』の絵を一つの作品として出す予定だったんだな、順調かい?」


「それが…『花宮すず』自体は今日は筆が乗ったんでううまくかけたと思うんですが、背景が真っ白で。困ってるんです。」

「それは確かに困ったな、頑張って考えるんだ。それでちゃんと花宮自体はえっちに描けてるのかな?」


 たしかに漫画とかではえちちなシーンがあるが今回の公募展で規制は割と緩いのか、それともえっちな絵も普通にかわいいイラストと同列に評価されるのか。

 あんまり詳しい話をきいていないことに気が付いた。知ったところで結局や事は今のままで何にも問題はないのだが。


「え…先生知ってたんですか?俺たちがちょっとえっちに描こうとしてたこと」


「あたり前だろ、私はあんまりいけてないけど把握はしてるんだよ。ついでに言っておくと私はえっちに描くのは賛成だ。いやなら書かなければいいし、もし今回なにか言われたら私の指示で描いたことにすればいいからな」


「部長にもなにか吹き込んだんですか?」

「全然大したことは何も言ってないぞ。人間はみんなえっちなことから生まれてきてるからな恥ずかしいかもしれないけど表現において武器の一つになるからな」


「そうなんですね、俺も頑張ってめちゃめちゃえっちな絵を描きます」

「頑張ってね丸山君。初心者は楽しんで描くのが大事だよ。あと他の部員に手を出しちゃだめだぞ、美術室は神聖な場所だからな」


 俺は先生の顔を見れなかった。改めましての初日から俺は美術室を穢してしまいました。ごめんさない。誰も先生に話していないだろうが、今までやった何かの話が間接的にばれているのかもしれない。ちょっとだけ憂鬱になりながら家路についた。


 今日も配信を見ようと思ったが、今日はお休みらしい。少しだけ時間に余裕ができたのに、どうせなら見たかった。せっかくだし今日青波が行っていたアーカイブでも見てみるか。


 俺は公式が出していた切り抜き配信を見始めた。

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