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Vtuber『鏑木ミルク』のお悩み相談教室  作者: 関原みずき
第ゼロ章エッチな女の子の紹介 星!高評価!♡すぐにいますぐつけて!
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美術部の美人姉妹

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モチベ上がりますのでよろしくお願いします。

 紫野に連れてこられたのは美術部の教室である。普通に最近来ていないので気まずい。紫乃は多分そこそこ来ているからいいだろうが、俺はそうではない。


 外では野球部がワーワー言っているがこの音も久しぶりである。あと普通に暑い。手をつながれているからか、俺の手汗か?もすごい紫乃も若干赤くなっている。


「紫乃、もう手を放してくれてもいいんじゃないか」

「いやよ、あんたまた逃げるでしょ。せめて教室にはいってからよ」





 そんなこんな話している間に、教室のドアが開けられた。


「あれ、紫野この人誰?いや、どこかで見たことあるわ」

「忘れたのか水愛みあ確か丸山君じゃなかったか」


 教室に入って声をかけてきたのは「麗桃心愛(れいとうここあ)麗桃水愛れいとうみあである。麗桃心愛先輩は部長であった気がするが、割とすぐに来なくなった俺のことを覚えているなんてさすがだ。


「お久しぶりです、麗桃先輩。久しぶりにやってきました」


「君がここにやってくるということは先生から来るように言われたのかな」


「そうです、昼休みに呼び出されて今日は出るようにと」

「ならちょうどよかった。席はたくさんあるから好きなところに座ってね」


 部長と言うこともあってかさすがに誰とでも気軽に親しみを持って話せるところがすごい。しかもこの麗桃先輩信じられないくらい美人である。


 なんで読者モデルとかアイドルとかやっていないのか不思議なくらいである。噂によると、彼氏がいるとか。

 毎日スカウトされて断り続けているとか。どう考えても俺の学校で一番噂になっている美人である。


「紫乃、最近はここでなにやってたんだ?」

「あんたが来てない間にいろいろやってたわよ。みんなでスケッチしたり、デッサンしたり、油絵書いたり。静物画描いたり」


「今は締め切りが近い公募展の作品制作がメインのはずだわ」


「今日は何しようかな、来たのはいいけどやることないからな」

「なんでもいいのよ、好きなことしてれば」

 俺が紫乃と話していると水愛先輩がやってきた。


「こんにちは。丸山君、今日は久しぶりにここに来たと思うから説明するね、美術部では公募のための作品制作を今やってるの。なんでもいいけど、漫画部門かイラスト部門がおすすめだよ。いま部内で流行ってるんだ。」


「分かりました。二次創作っていいんですかね?」


「さすがにオリジナルじゃないと厳しいかな」

「あとね、デジタルでイラストを制作する人のために、美術部からタブレットの貸し出しをしてるの。丸山君持ってたっけ?あといる?」


「俺は欲しいです、最近デジタルで描く必要性を感じているので」

「なら持ってくるわ。そこで待ってて」


 さすがに副部長である水愛先輩はてきぱきとしている。心愛先輩もしっかりしている、言葉遣いも普通だが、しかし突っ込みたい。


 誰も気にしていないが制服を着てないで地雷系の衣装を着ているのは何か理由があるのだろうか。


 誰も何も言っていないのだから、部活用の衣装なのだろうが、すごく気になる。


「し、しの。先輩何で地雷服着てるんだ?制服とかでいいんじゃないか」

「あれが先輩の普段着よ、この美術室の。別に何の問題もないわ。テンション上がるでしょ」


 画材で服が汚れるのは普通だから、いいのだろう。

 あの服そんなに汚れても目立たなそうだし。むしろ美術部は汚れたほうがかっこいいか。水愛先輩がやってきた。


「はい、このタブレット。君の物よ。あとなんかあったら相談してね。あと、私のこと水愛って呼んでね。敬語も不要!美術部員はみんな仲がいいことが自慢なの」


「わかりました、麗桃…いや水愛先輩」

「先輩もいらないわ。水愛でいいよ」

「そうよ、私と水愛はとっても仲が良いのよ。「「ねー」」


 どうやら紫乃と水愛さんはとっても仲が良さそうである。他にも部員はいるがなんだか真剣に描いているので話しかけずらい。


 水愛さんがほかの人に話かけようとすると俺に小声で言ってきた。



「丸山君、君は紫乃のことが好きそうだから問題ないと思うけど、絶対に心愛のこと好きになっちゃだめよ」



 顔がなんか一瞬変わったような。気のせいか。さすがに初対面の人のことをいきなり好きになることはないはずである。確かに心愛先輩は大人気だが、俺は『鏑木ミルク』が好きなのだから。


「大丈夫ですよ、水愛先輩。俺は心愛先輩よりミルク派ですから」

「つまり、紫乃のことは否定しないっていうことだね。安心したよ、これからよろしくね丸山君!」


 水愛先輩はなんだかいい笑顔で自分の椅子に戻っていった。紫乃は立ち上がって水愛先輩のことを追いかけて立ち去ってしまった。


「ちょっと待って、水愛。あんた何言ってんのよ」

 別に紫乃のことを気にする必要はないだろう。紫乃は俺の『ミルク』好きをわかってくれているはずである。


 行ってしまったのでせっかくなので『ミルク』のファンアートをデジタルで描くことにした。

 みれば何となくどうやって書けばいいが分かる。


 別に画力は向上していないがいままでどおりに『ミルク』のことを描くことができた。筆が乗ったので書き込んでいると、紫乃はなんか言い合っているがそんなもんだろう。美術部は賑やかだった。


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モチベ上がりますのでよろしくお願いします。

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