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アメジスト  作者: 詩音
8/10

小さなアメリア

 

 ☆☆☆☆


今日のお茶会は精神的に疲れたな...

前世がおばさんの私だから何とか頑張れたけどさ。


私は5才の時に前世を思い出した。

以前の私は日本人で二人の子供がいる38才のシングルマザーだった。


夏の暑い日だった。

会社帰りに遠くのスーパーの特売に自転車で急いで向かってた。

体が急にフラフラして具合が悪くなったから多分熱中症で亡くなったんだと思う...


 ☆☆☆☆


後継ぎの弟が生まれてから構われなくなった。

私は悲しくて母親に甘えたんだ。

でも冷たくされて傷付いて前世を思い出したんだ。


 「ママ、遊んで!」

 「エミリオが泣いてるから後にしてちょうだい。アメリアはお姉ちゃんでしょ。」

 「イヤ、遊びたい!」

 「しつこい子ね!いい加減にしてちょうだい!!」


 ヒック、ヒック、うぇええ~ん

 「わがまま言わないで!泣けば済むと思って!!」


 (思い出したら切なくなってきたよ....)

 (確か3才の時に弟が生まれてからだんだん放置されるようになったんだよね)


 ☆☆☆☆


 前世を思い出しておばさんメンタルを手に入れてから、悲しくてもそういうこともあるよね~って、多少のことはスルー出来るようになったんだよね。

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