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アメジスト  作者: 詩音
10/10

ドアマットみたい

 ☆☆☆


 ささやかな夕食が終わったら1人でお風呂に入る。

 侯爵令嬢が手伝いなしで1人でお風呂に入ったり洋服脱ぎ着してるこの状況ってどうよ?とは思いつつも、前世日本人のおばさんとしては1人のほうが気楽♪

 今さら侍女に髪の毛や身体洗ってもらったりする生活なんてちょっと考えられないわ。


 お風呂から出るとさっさと髪の毛を乾かしてベッドに入る。


 (ドライヤーがあったり、フライドポテトがあったりとどうやらこの世界には私の他にも転生者がいたみたいな形跡がチョイチョイあるんだよね..。多分いたよね?)



 ☆☆☆


前世の私には高1息子と中2の娘がいて、どうやら私は娘が好きだった『アメジストの涙』のドアマットヒロインのアメリアに転生してしまったようだ。



『アメジストの涙』

あらすじは確か...

幼少期から冷遇されて育った主人公のアメリアが王立学園に通う12才からスタートするの。

四人のタイプの違う貴公子と出会って、恋を繰り広げる青春ラブストーリ。


ヒーローは

・カイル殿下 完全無欠の王子枠

・リオン殿下 カッコ可愛い弟キャラ

・アスラン  カイル殿下の側近、イケメン公爵令息

・ ?    騎士団長の子息、筋肉イケメン、茶髪


 確かこんな感じ。

 騎士団長の子息は名前は忘れてしまったけどリオン殿下以外は私より年上だったはず...。

 ちなみに私は半年後に10才になるから、今はまだ9才よ。

 

(物語が始まるまで後3年。まだまだ先の話ね...。これからどうなるのかしらね?)

 

 お茶会で疲れた私はそのままぐっすり朝まで熟睡してしまった。

 


 

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