表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
三秒前と、お別れしよう  作者: 優衣羽
2/234

なんでマン

なんでってこっちが何で?


「なんで」と、繰り返し聞いてくる人間が嫌いだ。



「なんで」。と聞いてくる人間に問いたい。いや、こっちが何で?

彼らは子供でもないのに、自分で学ぶ事を知らない。

分からない事を人に聞いて、ひたすらそれを繰り返す。さらに高確率で忘れて同じ事を聞いてくる。


いや、「何で」?


もしもし。もしもし。脳みそ稼働していますか?


きっと、彼らにとっては、人に聞くまでが一連のコミュニケーションなのかもしれない。

しかし、いい歳していい加減それは止めませんか?


現代社会において、ネットワークは欠かせないものになった。

気になる事があれば簡単に調べる事が出来る。答えが出てくる。本だってある。辞典だってある。

何もここは原始時代ではないのに、情報を受け取ろうとしない。


仕事で分からない事があったら聞けば良いと思うんだ。だって初めてやる事だろうから。自分が今までやって来ていたとしても、会社では違うやり方の場合だってある。

けれど、次にもう一回同じ事を聞いて、人を困らせなければ良いだけで。


聞いたくせに覚えようとしない。それこの前も言ったよと言えば、記憶力が悪いからと返ってくる。


そういうことじゃないんだよ諸君。君はそもそも覚える気すらないだろう。

本当に疑問なら調べてみればいい。それでも分からなかったら聞いてみればいい。それでメモしとけばいい。そんな簡単な事をしようとしない。


なんでマン達は自分で調べようとしない。いつだって人任せ。

自分で調べた方が、記憶に残るかも知れないのに。メモした方が、くだらないミスを繰り返さないかもしれないのに。


自分で調べる。これってとても大事だと思う。

だって憶える。そっちの方がよっぽど頭に入る。そして知識は財産になる。

彼らはその財産を自らの手で放って投げているようにしか見えないのだ。


だから、気になったら人に聞いてもいいけれど、自分で調べる事も覚えよう。


そしたらどこかの誰か、お人よしの心労が、少しは軽くなるのかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ