なんでマン
なんでってこっちが何で?
「なんで」と、繰り返し聞いてくる人間が嫌いだ。
「なんで」。と聞いてくる人間に問いたい。いや、こっちが何で?
彼らは子供でもないのに、自分で学ぶ事を知らない。
分からない事を人に聞いて、ひたすらそれを繰り返す。さらに高確率で忘れて同じ事を聞いてくる。
いや、「何で」?
もしもし。もしもし。脳みそ稼働していますか?
きっと、彼らにとっては、人に聞くまでが一連のコミュニケーションなのかもしれない。
しかし、いい歳していい加減それは止めませんか?
現代社会において、ネットワークは欠かせないものになった。
気になる事があれば簡単に調べる事が出来る。答えが出てくる。本だってある。辞典だってある。
何もここは原始時代ではないのに、情報を受け取ろうとしない。
仕事で分からない事があったら聞けば良いと思うんだ。だって初めてやる事だろうから。自分が今までやって来ていたとしても、会社では違うやり方の場合だってある。
けれど、次にもう一回同じ事を聞いて、人を困らせなければ良いだけで。
聞いたくせに覚えようとしない。それこの前も言ったよと言えば、記憶力が悪いからと返ってくる。
そういうことじゃないんだよ諸君。君はそもそも覚える気すらないだろう。
本当に疑問なら調べてみればいい。それでも分からなかったら聞いてみればいい。それでメモしとけばいい。そんな簡単な事をしようとしない。
なんでマン達は自分で調べようとしない。いつだって人任せ。
自分で調べた方が、記憶に残るかも知れないのに。メモした方が、くだらないミスを繰り返さないかもしれないのに。
自分で調べる。これってとても大事だと思う。
だって憶える。そっちの方がよっぽど頭に入る。そして知識は財産になる。
彼らはその財産を自らの手で放って投げているようにしか見えないのだ。
だから、気になったら人に聞いてもいいけれど、自分で調べる事も覚えよう。
そしたらどこかの誰か、お人よしの心労が、少しは軽くなるのかもしれない。