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土の126号  作者: はぐれSS
8/61

【巧みな匠…】

ある日、僕はお皿を割ってしまった。


『ああ…』


割れたお皿を見ていると彼も一緒にそのお皿を見ている…



そういえば昔からうっかりお皿を割ってしまうと彼は割れたお皿の破片を集めて外に埋める。


暫らくその埋めたところを見つめ、その後、森の奥に入っていく。


数日後、彼は頭にお皿を載せてくるのだ…



どこから持ってきているんだろう…今までは気にならなかったことが気になりだしてきた…


今回も彼は割れたお皿を外に埋めて………森に入っていった…


後についていってみる。彼は気にする様子も無く歩き続ける。



剥き出しの土壁、僕が見上げる辺りで彼はペシペシ叩きだす。


ペシペシペシペシペシペシペシペシペシンーペシペシペシペシペシペシンーペシペシぺ…



大き目の葉っぱをどこからか用意して、ペシペシした土を葉っぱに乗せて引いていく。


どこへ行くんだろう。


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