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土の126号  作者: はぐれSS
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【う~ん】

お腹がいっぱい過ぎる…苦しい。


今日は彼と一緒に大きな大きな鳥を食べた。それはそれは大きな鳥だったよ。


そして、調子に乗った僕達は大きな大きな鳥を彼特製地面に作った巨大鍋で丸焼きにしたんだ。


僕も一生懸命薪を拾って、いい香りのする葉っぱを山ほど取ってきてそれを彼が『んーんーんー』って上機嫌で鳥をペシペシ料理したんだ。


大きすぎて僕には料理できなかったからね。


凄いおいしくて、彼は食べながら身体が見え無くなる位、肉に沈み込んでたよ。



僕も彼もお腹がパンパンで…彼は食べた量のわりにまあいつものことだけど、今日はいつもよりポンポンしてた。



『ちょっと苦しいからいってくるね』『んー』




ふー、すっきりした。


彼はまだポンポンしたまま鳥の骨を枕にしてなぜか骨を頭に乗せている。

骨に乗せて、骨を乗せる…まあ、いいか。


『苦しくないの』『んーん…』


急に彼がお腹を抱えて地面を転がりだした。

『んーんーんーんーんー』


なんか苦しそうに見える。

『大丈夫、どうしたらいい』


『んー』


彼は大きく一言言うと肩?の辺りまで地面に沈み込む。



訪れる沈黙…


そしてせり上がる彼、そのお腹はすっきりしていた。


『んーんーんー』


彼は骨で骨を叩いて楽しそう。僕も一緒にやろっと。


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