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土の126号  作者: はぐれSS
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【地面の模様…】

時々彼は家の前を歩く。


同じ所を少し俯き加減で歩き続ける。


時々何かを考えているのかいつものように立ち止まるけど、また歩き出す。




歩いている時には食べ物を作ってもこちらに興味は示さない。


声をかけてみたこともあるけど彼はこちらを向かない。


3本線の地面の模様がハッキリ判るまで彼は歩き続け、最後にはその中心に潜っていく。





僕はその模様の意味は解らない。

なぜ彼が模様を書くのかも解らない。


でも、きっと食べ物より彼にとって大事なことなのだろう。




模様を見ながら考え事をしている僕の横には何事も無かったように彼が居たりする。


それもまた、いつものことだった。


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