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土の126号  作者: はぐれSS
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【吸い込まれそう】

月の無い夜は深い闇…


窓から外に吸い込まれそう。


森の奥の大きな滝も上から下を見ると吸い込まれそうな気分になる。


雲の無い空を見上げるとやっぱり吸い込まれそうになる。


ふっーってね。




毎朝のあの崖、彼が風に乗って舞い上がってくるあそこも下を覗き込むとふっーってなる。


不思議な気持ち、怖くないけれど、楽しいわけでもない。ただ不思議に思う。



凄いから不思議に感じるのかな…


不思議だから凄いと思うのかな…



僕が僕を見ても吸い込まれそうにならない。凄くないから?不思議じゃないから?


う~ん…




よく解らない。



僕が解っているのは1つだけ。




彼の瞳が一番吸い込まれそうってことだけ。


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