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土の126号  作者: はぐれSS
21/61

【寒い日の次の日、天気は晴れ】

今日は少し暖かくなるかも知れない。寝床の中でそう思っていた。


『ん~、んー、んヽ』


いつもより早い時間に外から声がする。




寒いなぁ…


布団に包まってゴロゴロ、彼の声を聞きながら。


でも、声は響き続いている。


う~ん、寒いなぁ…




布団に包まったままでそっと窓から外を見る。


半分崩れかけた白い彼の前で彼が泥まみれで転がっている…


暫らく見ていると、僕と目が合う…





あっ、白い彼をぺしぺしして平らにした。泥まみれで…




その後?


一緒に温かい大きな泉に行ったよ。


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