表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/10

四時間目 2と3


12時00分、最初に動いたのは整備委員の沼だった。



沼は内ポケットからカッターナイフを取り出し黒澤に襲いかかる


沼「終わりだ黒澤!!」


黒澤「馬鹿が…、そのリーチの短さじゃ俺は倒せないぜ」


沼「それはどうかな?」


沼が内ポケットから今度は財布を取り出す。瞬間、数多の諭吉さんが宙に舞った。


黒澤「目くらまし…だと!?」


沼は御曹司である。ひと月の小遣いでチワワとシャム猫とヘレクレスオオカブトを買ったことがあるらしい。


沼「どうだ、これで君たちの視界は潰した」


高林「甘いな沼」


諭吉さんの雨から高林が顔を覗かせた。不自然な程お金の減りが早いのだ。全ての元凶は彼女にあった。


谷島「か、金だぁー!!カネカネ!はぁー、はぁー!」


息を荒げせっせと回収しているのは谷島さんであった。谷島さんは苦学生で金>イケメンの思想を持つ。結婚したい相手はメジャーリーガーかハリウッドスターである。


高林「谷島さんが周辺にいる限り諭吉くらまし攻撃は5秒と持たない」


沼「た、谷島ぁぁぁぁぁぁぁ!!……さん」


沼と谷島さんはあまり親しくないのでお互い呼び捨てには出来ない。


黒澤「あばよ」


いつの間にか黒澤が沼の眼前に迫り、手刀で沼の体を切断した。


黒澤「これで一対一だな」


高林「決着をつけるぞ!」


高林は後ろに跳ぶと同時に、ベルトに差していた両刃ナイフを三本投げつけた。黒澤は二本弾いたが、一本は膝に直撃した。


黒澤「ちぃ!」


なお、弾いたナイフの一本は西方さんの眉間に突き刺さり西方さんは死亡した。加えてその隣にいた川中さんは先端恐怖症であったため、ショック死した。


高林「これで機動力は奪ったぜ…」


尾形「ちょっと君達!巻き添えが出て…」


高林「うるさい!地味なくせに!」


尾形「がーん、これでも中学生の頃「フェスティバル尾形」って言われてたのに…」


続く!



残り 27人





12時05分、岸さんが二人の前に立ちはだかる。



岸「止めて!私の為に争わないで!」


黒澤「!?」


高林「岸さん!」


岸「わたし……駒野くんが好きなの!B型かに座で身長170.3cmの人がタイプなの!!」


高林「がーん、細かい…」


高林はぜんそくを起こした4秒後、原因不明の病に冒され、即死した。また、その1秒後黒澤がバナナの皮で滑って頭を打ち死亡した。バナナを食べていたのはサル顔の種田だった。


種田「ムキャー!フヒー、ホッホッホッ」


種田はドラミングで周囲を威嚇している。


谷島「これは透かしがない!!偽札!?」


同時に谷島さんが沼のばらまいた金が本物でないことに気付いていた。沼の父さんの持つ会社は先月父さんしていた。いや、倒産していたのだ。


岸「結局皆死んでしまったわ…」


岸さんを周りの女子が慰める。


青山「…」


尾形「いや、これは岸さんのせいじゃないよ。自業自得ってやつさ」


岸「うるせー!!地味なくせに!」


尾形「!?」


一方その頃、美術選択のクラスでは里田先生が「芸術は爆発だ!」と叫び美術室を爆破させた。美術選択の駒野を含む、佐藤さん、石河、佐藤、三浦さん、佐藤さん、斉藤、佐藤さん、佐藤ら全員が死亡した。よってクラスに〜藤系はいなくなった。



残り 16人

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ