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賑やかな教室でのこと

「おはよう、九条さん」


「お.....おはようございます」


爽やか100%の声で挨拶されて、思わず敬語で返す。

ん?私の友人に朝から清々しい挨拶ができるようなできた人間がいたっけ?

いや、こんな爽やかな挨拶ができるのはあの人しか居ない.......。


「ハハッ、何で敬語なの」


「市原くん.....」


やはり貴方でしたか....。

声まで爽やかとは流石だなオイ!


「いや別に、何でもないの。うん、何でも」


乾いた笑いで受け流し、席に座る。

実はこの市原くん、同じクラスで席が斜め後ろだったのだ。

こんな至近距離で生活していて、よく顔も名前も知らなかったなと思う。しかもイケメンだし。


そんな市原くんと昨日廊下で知り合った訳なんだけど.....。

まさか挨拶されるとは。

名前もしっかり覚えられてるし。

いや、見るからに良い人そうだったから、挨拶ぐらいはされるかなーとか思ってたんだけど....。


思ったより彼は人気があるようです。


それはもう、女子からの視線がバシバシと。

特に市原くんが笑った時は酷かった。

あれは今にも私を殺りかねない勢いだった。

イケメンって時点でなんとなく分かってたけどね。

いやーモテる男は辛いねー...。

まあ挨拶以上の接触は無いだろうし.....、これ以上目をつけられる事は無いだろうけど........。


「九条さん数学の宿題やった?」


.......って、なんで話しかけてくるのおおおおおおおおおおおおおお!?

ちょ、市原くん!?

なんでそんな笑顔なの!?

ほら見ろ!!女子からの殺気がマジでヤバい!!

殺される!


「......くじょーさん?」


顔を覗き込むなあああああああああああああ!!

そんな顔したって格好良いだけなんだからね!

ど、どうしたものか.....。

答えようにも女子の殺気が凄い事になってる。

って市原くん顔が近い近い近い!

ぎゃあああああああああああ殺気があああああああああ!!


「......あ、うん。やってきたよ.........」


「そうなんだ。あ、問の5難しくなかった?あれってさー......」


今の私の顔死んでると思う。

もう泣きそう。泣いていいですか?

だって女子怖すぎる。うわああああ舌打ち聞こえた今!

確実に目をつけられたよね.....。

もう何をやっても手遅れですよね.........。


市原くんの話を聞き流し、絶望に打ちひしがれていると担任がやってきた。

やっとホームルームが始まり、安堵する。

朝から生命の危機に会った....。

ぐったりと机に倒れこみ、これから先も続く恐怖に顔が青ざめる。


.....でも、こんな生活も悪くないと思える自分が、確かに居た。

すいません更新遅れました。

ちょっと忙しかったんです。

久しぶりに書いたら、自分の文脈やら主人公達の口調やらが分からなくなり、半泣きで書き上げました。

少々自暴自棄でした。

なので多分書き直します。

早速書き直しました。

すみませぬ。

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