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俺は女の子になったようです  作者: 甘党
俺は女の子になったようです
2/20

変身?

いわゆる「フツーの高校生」の舜は帰り道、体の不調を感じながらも帰宅。湯船につかり疲れを癒しているとついつい眠り込んでしまった。「ウボァァァァァ!?」とう声と共にたたき起こされる舜。 腰を抜かす親父と鏡に映っていたのは、何故か女の子になっている自分の姿だった。

「ただいまー 腹減ったー」

 家に着いたのは、19時過ぎ、部活がなかったとはいえ、祐二とゲーセンでダラダラ過ごしていたら結局いつもと変わらぬ時間帯の帰宅となった。 

「先に風呂入るか・・・・」

 家族たちはテレビを見てるか何かで舜の帰宅に気づいていないようだ。しかし既に風呂は沸いていたので入ってから夕食をとることにした。 乱暴に服を脱ぎ湯船につかる。至福の時間であった。

「ああ・・・だりぃ・・・明日も学校、部活ありか。 めまいのことでも言って休もうか、嘘じゃないし。」

 と、考えていると急に眠くなってきてしまった。

 ・・・・あ、やべ。


・・・・・・・・・・


「ウボァァァァァ!?」

 突然、誰かが死体を発見したような声で叫ぶのが聞こえた。 誰だ? あ、親父か・・・しかしどうしたんだか・・・ 

「つか、俺寝てたのか・・・・ おいどうしたんだ親父。」

とりあえず気にかけてみるが、親父は

「おい、母さん、 ttttた、大変だ、風呂場に「女の子」がいるぞ!」

は? と思い 舜は立ち上がり

「親父、酔ってるのか・・・・つか幻覚見るとかどんだけ酔ってん・・・・!?」

開きっぱなしの浴室のドアの向こうにある鏡に俺?は映っていた。しかし・・・

映っていたのは、丸みを帯びた身体、きゅっとしまったクビレ、肩にかかるほどの髪・・・・ どこからどう見ても女の子・・・裸の。

「な、何だよ・・・これ・・・」



 目が覚めた。

「ああ、なんだ、夢か、あははは。さぁてゴハンを食べるぞぉ」

なぜかベッドの上にいることはスルーして、1階に向かう舜。 リニングには家族がいる。

「あら、起きたみたいね」

「おお、今日は、 カレーか」

母はこれをスルーし

「あなたいったい誰? それとも本当に舜なの?」

「おいおい、母さんは酒は飲まないはずじゃ」

あれ、会話が夢の続きっぽいんですが・・・

「うーん。言い方からしてどうやらほんとに舜みたいだけど・・・まぁ これを見なさい」

手鏡が向けられる。 映っていたのは目を疑う光景。

「へ?   あ・・・・」

夢じゃなかったんかーい と軽く突っ込みを入れる。 なんでこんな無駄に冷静なんだよ、俺。

「あれ、母さん、俺は女の子だったっけ?」

「まさか、ちゃんと、ついてい・・・・・・」

「ああ、もういい」

とだけ言って素早く脱衣場へ。 とりあえず脱ぐ。まぁ確認のため。

「あ・・・・ははは」

言葉にできない。鏡に映ったのはさっきと同じく明らかに女性の身体、しかもなかなかの好スタイル・・・・・・ってオイ    つかやべーよ、これはマズいぞ、うん。 「落ち着け俺」と言い聞かせる。

とりあえず服着て、戻ろう、うん。

「俺、女の子だわ」

と、とりあえず言ってみる。

「あら、やけに冷静じゃない」

「まぁね。そんなことより、俺これからどうすりゃいいんだろ。元に戻れんのかな・・・」

「いいんじゃねえか?そのままで」

と親父。

「はぁ? ふざけんなよ! 俺は嫌だぞこんなの」

まてまて、と親父は手を前に出す。

「いや、なんだ、なかなかいい身体つきだったぞ? はちきれんばかりの・・ゲフンゲフン」

・・・・危ねぇ・・この親父は危ねぇ・・・・

と女性の本能?がそう言っている。

「とりあえず、しばらくはそのまんまなんだろ? 原因なんかはそのうちわかる訳なんだから、今はこれからどうやって生活するかを考えるべきじゃねえか?」

珍しく正論。 そうするほかない。

「だな、じゃぁ・・・・・・」

その後、明日の学校についてや、服(特にインナー)とかあまり触れたくない所も話し合った。

服はとりあえず今までの男物を着て、詳しいことは追々母と相談することになった。

「さぁ、とりあえず寝るか・・・」

「舜、久しぶりにお父さんと寝ないか?」

「断る」

部屋のドアを閉め、イス、机などで軽くバリーケードを組み、布団にもぐりこんだ。

「これからどうなるんだ・・・・・・?」

明日からの生活が不安で眠れなかった。






どうも、作者です。

非常に無理矢理な展開ですねwww

次回からは面白くします!  ・・たぶん。

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