表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Magic Alchemy Online  作者: 鏡のひかり
第一章 始まりの街

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/5

3話 錬金術はユキナにお任せ!

ハヅキから色々貰ったのでいざ実践して見ることにしました。


「ユキナそんなに緊張しなくていいから、ほらリラックスリラックス…」

「うん…身体触るのはいいんどけどくすぐらないで?笑うと疲れるから」

「でもリラックスはできたでしょ?」

「まぁね、それじゃ頑張るぞぉ!」


…私はいざやろうと思ったが何を作ればいいのか全くわからなかったのだ。そりゃ初めてするゲームだもんね、そうなるよね。とりあえず私の知っている知識でやって行こうと思う。ハヅキから貰った真水と薬草を錬金釜に投入!


「これでいいのかな?」

「素材を入れたらあとは混ぜなきゃダメだね、そもそも何入れたの?」

「えっと、真水と薬草を…」

「…多分あれが出来るかな?まぁ何事もチャレンジだね」


ハヅキが言ったアレとは一体なんだったのだろうか?とりあえず錬金術の杖を釜に半分入れて時計回りにゆっくりとかき混ぜていくが全く変化がないことに気がついた。


「ハヅキこれ全く何も起こらないよ?」

「えっ?おかしいなぁ…普通ならアレが出来るんだけど…あっなるほどね」

「なるほどって何かわかったの?」


ニヤニヤ微笑むハヅキが指をさして教えてくれた。私もそれで、あっなるほど…っとなった。他を見たら火をつけなければいけないと気がついたのだ。なんか恥ずかしい思いをした気分です。


「ユキナって少し抜けてるところあるよね、まぁそこもいいところ…なのかな?」

「全然よくないと思うけどね?…どうやって火をつけようかな。部屋の中だし魔法は危ないかな?」

「平気だよ?部屋は壊れることはないからね」

「そうなの?そもそも私魔法使えるのかな…ステータスちゃんと見てなかったかも〘ステータス〙」


発言すると目の前にステータス画面が表示された。

これが現在の私のステータスらしい。なんか最初の時に見たような…?


名前〖ユキナ〗 所持金:3000G(ギル)

性別 :女 称号:初級魔術師:初級錬金術師

HP15 MP30

〖魔法スキル 〗Lv1 ファイヤー Lv1ウォーター Lv1ウィンド

〖錬金術〗Lv1等価交換 Lv1分解 Lv1解析 Lv1再構築

〘装備〙

〘頑丈な杖〙

〘布の服〙

〘布の下着上下〙表示不可

〘布のスカート〙

〘皮布の靴〙


なるほど?この表示不可って何だろ?


「ねぇこの装備の横に表示不可って書いてあるけど何?」

「あ、それは他のプレイヤーからは見えないようになってるってことだよ、言わば覗き防止だね。解除すれば見えるようになるし特定の人物のみにも設定できるよ」

「なるほど…って特定の人物にも設定って…深くは考えないようにする」

「まぁ一応R18は基本的に出来ないようにはなってるかな?」


この世界で女性プレイヤーの特定の場所に触れようとすると痴漢行為の通知画面が目の前に出てきて通報できる。まぁ触ろうとしても物理的なプロテクトが働いて触ることはできないんだけどね?女性プレイヤー同士の場合や男性プレイヤー同士の場合は機能しないからその時は手動で痴漢通報が可能なのだ!


「その話はまた今度にして…それよりファイヤーが使えるみたい」

「それじゃ弱い威力で火をつけちゃお!」


言われた通りに錬金釜の下にファイヤーを放ち火をつける事が出来た。するとさっきまで反応がなかった錬金釜に変化が起きたのだ、釜の中がグツグツと煮えてきていた。今さっき火をつけたばかりなのにもう煮えてるって…現実でも欲しくなる。


「まっ混ぜなきゃ!これ失敗しないよね?」

「さぁ?そこは本人の技量かなぁ」

「えぇ…」


私はとりあえず一定速度で混ぜ始めた、混ぜていくうちに三回ほど色が変わったり粘り強くなったりして中身が光り出すと完成した物が釜の中に入っていた。でもこれは一体何?


「ねぇ…なんか緑色の何かが完成したんだけど?私の予想だとポーションとか出来ると思ったんだけど!」

「クスクス…やっぱりそれが出来たね、それは薬水(やくすい)だよ」


なんじゃそりゃ?っと私は思った。


「簡単に説明するとポーションの中身だね、失敗品のね。ポーションを作るなら薬草、真水、空き瓶の3種が必要かな」

「それじゃ私瓶を入れたなかったから失敗したってこと?」

「うーん、正確には技量が足りなくて失敗かな?成功すれば中に成功品の薬水が溜まっているはずだから空き瓶があれば釜の中から()めるはずだよ」

「なるほど、ハヅキから渡された中に空き瓶があったのもそれが理由なのね」

「そそ、因みに失敗したポーションでも回復はできるよ?回復量はかなり低いけどね」


空き瓶を取り出し釜の中の薬水を汲み解析して見ると、失敗した回復ポーションで回復量5回復するらしい…。初級回復ポーションと比べると25の差があった。回復するだけマシかな…。


「錬金術って難しいでしょ?」

「うん、思っていた以上に難しいね…あともう2つ試したいスキルあるから試していい?」

「いいけどなんのスキル?」

「分解と再構築ってスキルだよ」

「錬金術には必要なスキルだけど使ってる人あまり見ないスキルだね」

「そうなんだ、まずはさっき作った失敗品に分解のスキルを使えば…私の予想が正しければ!」


手に持っていた失敗した回復ポーションは消失してしまった。


「……あれ?」

「多分だけどレベルが足りなかったみたいだね、成功率はスキルのLvが上がるほど成功しやすいからね」

「なる…ほど…」

「ショックデカそうだね…初めはこんな物だよ?特に作製系は失敗の連続だからね」

「でもめげない!次行こう!再構築を試すよ!」


取り出したのはハヅキから貰った石…なんで石なんてくれたんだろ?嫌がらせじゃないよね?でも投げても使えるって書いてあるし…投げるようなのかな?まぁいいや。


「この石に再構築を使うの?」

「うん!絶対成功して欲しい!」

「まぁ物は試しだね、ファイト」

「再構築開始っ!!」


手に持っていた石が輝きだし一瞬だけバラバラに砕けたが新しい何かに作り変えられているみたいだった。光が消えるとさっきまで石だった物はとても小さな金属に変わっていた。


「…えっと…何これ?」

「さぁ…?多分だけど石が再構築されて中に入ってた鉱石だけになったとか?」

「その可能性はありそうだけど小指の先程しかない金属って価値あるの?」

「残念ながら無いかな…合成が使えれば質のいい金属には出来るかもね」

「なるほど…そのスキルは持ってないから出来ないかな」

「初心者用にまだ入ってないの?私は錬金術は取らなかったから中身知らないんだよね」

「ちょっと待ってね…そう言えば」


私はバック内をスワイプしていくと初心者用調合セットを取り出した。


「初心者用調合セットなら入っていたよ?なんか時代劇の薬屋さんが持ってそうなやつだけど」

「まぁ初級用の薬系作れるからね」

「見た目からしてそうだよね、わかってた」


石製のすり鉢とすりこぎだ、名前は…薬研(やくけん)乳鉢(にゅうばち)だっけ?中はツルツルしてるけど硬いものもいけるのかな?…説明欄見ればわかるかな?


〈初心者用調合セット〉

柔らかい物をすり潰すのに適している。硬いものも砕けなくは無いが耐久が減る。硬いものを砕くなら調合セットを購入すると良い。


「なるほど、今のこれじゃ硬いのは無理なんだね」

「そう書いてあるね、売られてる調合セットは1万Gだったかな」

「えっ!そんなに高いの?!」

「そりゃね、職人は道具や素材を揃える時が一番お金使うからね」

「まだまだ買えないじゃん…道のりは遠そう…」

「私の予想だとユキナはババンッと出来てスゴいでしょってしたかったんでしょ?」

「その通りです…言われると恥ずかしいからやめてぇ」


手で顔を隠すことしか出来ない私の頬を指でツンツンしてくるハヅキだった。現在の所持金1997Gなのでお金集めが大変そう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ