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0章 少女
昔々、『竜の愛し子』と呼ばれる一人の人間の少女が
いました
風に靡く髪は黄金に輝き、瞳はまるでアメジストのよ
うな輝きをしていた
人間達と魔族が争いをしていたころ
彼女が竜の【女王】と共に、争いを千の竜と終わらせ
ました
しかし、喜びと共に世界は悲しみに包まれた
なぜなら争いで彼女は命をかけて人々を守ったため、
命が尽きてしまったのです
竜の女王も他の竜のもそして世界中の人々も悲しみま
した
そして竜の女王もまた彼女を追う様に死んでしまいま
した
しかし、人々や他の竜は竜の女王の最期の言葉を忘れ
はしないでしょう、なぜなら竜の女王はこう言ったそ
だ、
「あの子はここに戻ってくるでしょうそれまでこの世
界を貴方がたが守り抜きない」
世界中の人々は王女の言葉を信じて、彼女が帰ってく
るその日をずっと待っている。




