表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

百合イチャイチャの赤ずきん

百合イチャイチャの赤ずきん



   むかしむかしある森に、赤ずきんと母がいました。


お母さん「おばあさんにぶどう酒味のホエイプロテイン届けて来てね」

赤ずきん「はーい」


   赤ずきんはとっとこ森へ行きました。

   すると後から狼のコスプレしたお母さん


お母さん「がおー」

赤ずきん「可愛い❤︎」


   おかあさんは、上目遣いで、口を控えめに、開けて、猫みたいに爪をくるくるして、いかくのポーズをしています。


お母さん「赤ずきんちゃん、赤ずきんちゃん、あっちに百合の花畑があるよ。お花をつんでいかないか?」ニャンニャン

赤ずきん「はうう、お持ち帰りしたいぃ」


   ガバっ


   赤ずきんは興奮して、狼美少女姿のお赤さんに襲いかかりました!


赤ずきん「はうう、お尻、お母さんのお尻、もみもみ」

お母さん「ちょっ、やめなさい赤ずきんん」


   その場で尻を愛でてから

   お母さんをお姫様抱っこして

   百合の花畑へ向かい

   そこで寝そべって

   思う存分イチャイチャを開始しました


赤ずきん「えへへ、えへへ、お母さん大好き❤︎」

お母さん「やめなさい赤ずきん、ぶどう酒の配達をしないと」

赤ずきん「お母さんとのイチャイチャが大事だよお❤︎」

お母さん「あーん、もう、仕方ないわね」


   イチャイチャ イチャイチャ

   イチャイチャ イチャイチャ


   手首をすべすべして

   二の腕をプニプニして

   脇に指突っ込んでキャッキャして

   喉をこしょこしょしてニャンニャン

   ほっぺプニプニ

   唇をつんつん

   幸せなキスをして終了



☀️☀️☀️☀️☀️☀️☀️☀️


   日没


赤ずきん「いけない、もうこんな時間」

お母さん「はあ、はあ、うぇへへへへ❤︎」

赤ずきん「ごめんお母さん、ぶどう酒届けてくる」

お母さん「はっ、ママも行くわ」


   2人は走り、おばあさんの家まで行きました

   日が沈みました。

   小屋の木製ドアをノックすると、ガリガリのおばあさんが出迎えました。


おばあさん「おあがり。いつでも大歓迎さ」

赤ずきん「おじゃましまーす」

お母さん「ママー、久しぶり」


   散らかっている部屋でした。

   思い出の品々が散乱して、足の踏み場がありません。

   それでも3人は慣れた様子でリビングまで進みました。


おばあさん「どうも筋肉がまるで肥大化しなくてねぇ」

お母さん「筋肉なんていいじゃない」

赤ずきん「百合こそ至高」

おばあさん「そうねえ」


   3人はくっついて

   肩をもみもみしました。

   あんまりモニュモニュするものなので

   気持ちよくなって

   とても気持ちよくなって

   川の字で

   寝てしまいました。


   玄関の鍵をかけ忘れたので

   ゴブリンが侵入しました。


ゴブリン「ぐへ、ぐへ、ぐへへへへ」


   顔が歪んだ醜いゴブリンは

   3人の少女を見て、即座に

   麻酔銃を射出しました。


赤ずきん「う」

お母さん「う」

おばあさん「う」


   意識はあるのに動けない3人に接近するゴブリン


ゴブリン「女ァ、女ァ、若ィ女ァ、ア゛アアハハハハハハハハ」


   いちばん若い赤ずきんの顔に近づき

   ザラザラの舌でベロベロしはじめました。


赤ずきん「や、いや、やめて」

ゴブリン「グェへ、グェへ、グェへへへへへへへへ」ベロベロベロベロ


   ピンチに陥った3人は

   同期に祈りを捧げました


赤ずきん「猟師さん助けて」

お母さん「猟師さん助けて」

おばあさん「猟師さん助けて」


   すると天空から聖なる光が降り注ぎ

   超絶イケメン王子様の猟師が

   カッコいいポーズで登場しました。


猟師「待たせたな。俺が猟師だ」

ゴブリン「グヘ?」

猟師「醜悪なゴブリンめ。この俺が、成敗してくれるわ」

ゴブリン「フン」

猟師「うっ」


   ゴブリンの目にも止まらぬ腹パン

   猟師は気絶してしまいました。


ゴブリン「グヘヘヘヘヘヘヘ」


   ゴブリンはその場で猟師の肉を食べ始めました。

   3人は絶望しました。


   赤ずきんは恐怖でパニックになり

   お母さんは無力さで涙を流し

   おばあさんは筋トレをサボったことを後悔しました。


   猟師を食ったゴブリンは1段階肥大化し

   更に醜さを増しました。

   そして赤ずきんの服を破るため

   再び手を伸ばしたのです。


   その瞬間


おばあさん「カァーーーー!」


   筋肉の限界を超えて強引にジャンプをするおばあさん。

   ゴブリンの首をへし折りにかかります。


ゴブリン「グゥゥゥゥゥゥッッッ」

おばあさん「かわいい孫娘に、指一本触れさせれたまるかァー!」


   自分より格上に挑む勇気あるババア。

   生命力を全て振り絞り

   捨て身の急所アタックを繰り返します。


おばあさん「あたたたたー!」

ゴブリン「グ、グワアアアア」


   死闘


   お互いに血を流しながら

   最後に立っていたのは

   ……

   おばあさんです!


おばあさん「はあ、はあ、やった、やったぜ! うはははははは、ぐふっ」吐血

お母さん「ママー」

赤ずきん「おばあちゃーん」


   2人も気合いで麻酔銃に抗いました。

   おばあさんを回復させるために

   牛乳とホエイプロテインをシェイクして

   老婆の口に流し込みました。


おばあさん「マッスル!」


   おばあさん

   一瞬で

   マッチョに変身!


お母さん「ナイスバルク」

赤ずきん「大胸筋が歩いてる」

おばあさん「ハッハァー、これが筋肉か!」


   アルティメットグレートマッチョと化したおばあさんを囲み、安心して大喜びする3人の元へ、今度は最悪の刺客がやって来ました。


ゴブリン「グヘヘヘヘヘヘヘ」

ゴブリン「グヘヘヘヘヘヘヘ」

ゴブリン「グヘヘヘヘヘヘヘ」

ゴブリン「グヘヘヘヘヘヘヘ」

ゴブリン「グヘヘヘヘヘヘヘ」

ゴブリン「グヘヘヘヘヘヘヘ」

ゴブリン「グヘヘヘヘヘヘヘ」

ゴブリン「グヘヘヘヘヘヘヘ」

ゴブリン「グヘヘヘヘヘヘヘ」

ゴブリン「グヘヘヘヘヘヘヘ」

ゴブリン「グヘヘヘヘヘヘヘ」

ゴブリン「グヘヘヘヘヘヘヘ」

ゴブリン「グヘヘヘヘヘヘヘ」



   ゴブリンの軍勢です。

   先程死闘を繰り広げたゴブリンより

   何倍もの強さのゴブリンが

   10000匹


赤ずきん「ひえっ」

お母さん「さすがにやばい?」

おばあさん「真のマッスルパワーを見るがよい」


   おばあさんは胸を張ってモデル歩きをし

   ゴブリンの軍勢へ正面から突撃しました


   ゴブリンは土石流のごとく流れ込みます。


おばあさん「カァー!」


   モスト、マスキュラー!


   信じられないほどの嵐

   ゴブリンは跡形もなく消滅しました。


   そして、夜明け


   ☀️☀️☀️☀️☀️☀️☀️☀️


赤ずきん「おばあちゃーん」チュパ❤︎

お母さん「ママー」チュパ❤︎

おばあさん「甘えん坊さんめ」チュパ❤︎


   見事に生還した家族は

   1段階成長し

   再び百合イチャイチャを始めました。


お母さん「赤ずきん、今何が飲みたい?」

赤ずきん「ハチミツミルク一択」

お母さん「まっかせなさーい」

おばあさん「家の修理、いつやるか、今でしょ!」

お母さん「ええー、後でいいじゃん」

赤ずきん「ぶー」

おばあさん「バッカモーン! 手伝えバカ娘共」


   こうして百合イチャイチャのミルク飲みの合間に伐採と釘打ちしてまた百合イチャイチャのミルク飲みをしながら筋トレしてホエイプロテインを飲んでよく寝て早朝に百合イチャイチャをする健康的な生活を送るようになった3人は、家を修理して幸せに暮らしましたとさ。


   めでたし、めでたし

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 異世界モノでも、よくあるけど、(ごみさんとしての)ステレオタイプを恐れないのは、いいかも。 [気になる点] だけど、やっぱり、既視感はある。。。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ