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アキラメシラズ  作者: 秋スキ
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プロローグ



(カーーン、キーーン、クーーン、ケーーン、コーーン)



不思議なリズムで鳴らされる鐘。

ショウブの終わりを知らせる合図だ。


この世界にはショウブという娯楽がある。

もちろん名前の由来は勝負である。


いつからだろうか、勝負ではなくショウブと表記するようになったのは。かなり昔のことなのでもう覚えてない。



老若男女に大人気のショウブだが、実際に遊ぶのは若者が中心だ。


若者の活発さに老人はついていけないからね。


そんな娯楽にハマった若者がまた新たに現れたようだ。





「ついに来たー。ここから俺のショウブが始まるんだ。」



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