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AMF 5
「それより、驚いたよ。お前街クラブでずっとやってたろ? それともJクラブか?」
「Jも街クラブもみんな落ちたわ、素行不良で」
口を尖らせてトラが拗ねる。
「そっか。何だお前、小学生の頃からワルだったのか?」
「知らねーよ。みんなあっちから仕掛けてくんだもん。」
とふて腐れる様に吐き出す。
「ホントは、行きたかったよ、Jクラブに……」
健太はトラの赤い髪の毛をワシャワシャしながら、
「これからでも遅くないだろ? 大会で活躍して認めて貰えばよいだろうに」
「だーかーらー。その大会にも出れるかどーか。っつーのはさ、今度の大会って、顧問だけじゃダメなんだわ」
「へ? 何が?」
「大会出場。審判やれるコーチか保護者がいないと、出場できねーんだってさ」




