424/440
ドッペルパック 3
「あっと… 松本が倒れている平谷の髪を掴んで、立ち上がらせて… これはいけません、平谷も相当痛がって… あれ?」
「ちょっと、笑ってますね、平谷選手… 痛くなかったのかな…」
「そう言えばこの二人は大田区の蒲田南中学時代の先輩後輩、松本が三年生の時の一年生が平谷と言った間柄だそうです」
「先輩後輩で、まあ、そんな、あれなのですか、ねえ」
「倒れていた選手が立ち上がっています。みな大丈夫みたいですね、それでも川崎のピンチは続きます。東京にとっては絶好のチャンス。平谷がキッカーでしょうねココも」
「はい。距離も近いし、しっかりと決め切りたいところです」




