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デュエル 4
「タクさんがさ。久しぶりにこないだケンタさんと会ったじゃん。言ってたよ、ケンタさんの目はあの頃のままだって。玉電サッカー部をJ昇格に導いた、あの頃の目のまんまだったって」
健太はソファーに深く座り直し、
「ちょっと… 考えさせてくれ…」
「なる早で。来年のスタッフ予定、上に提出しなきゃだから」
栂は立ち上がって、
「俺も、見てみたいよ。あの頃の永野健太の、クールで熱い指導をさ」
そう言ってウインクしてみせる。
俺が、プロの卵たちの、コーチ。
夢想だにしたことのない申し出に、ただただ戸惑うばかりの健太なのである。




