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DMF 6
「はあ。あの、生徒の保護者関係の方でしょうか?」
男は首を振りながら、
「いや。全然。この学校には縁もゆかりもないよ」
「だとすると、学校側から発行された指導許可証を持ってもらわないと…」
「ま。今日一日だけだから。それに春休みで誰も見てないでしょ」
「はあ、まあ…」
誰なのだろうこの男は。背は175センチある一美より高く、がっしりしており、嘗てはサッカーの選手だったのかも知れない。
髪の毛はボサボサで顔もやや浮腫んでいるのだが、昔はさぞや女子にモテたであろう整った顔つきだ。眉毛は太く、意志の強さを感じさせる。唇は薄く、やや繊細な神経の持ち主なのかもしれない、見かけによらず。
「では、取り敢えず、今日一日ということなので… あの、怪我だけは十分に気をつけてください」




