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アドバンテージ 4
その後ろで、もえが岡谷以上に真っ青になっている事に、誰も気付いていない。
「だ、大丈夫だって… トラくんが、行くから…」
「「ハア? 行くって、何処に?」」
「だ、だから、トラくんが、助けに行くから、平気だって…」
「「助けに…って?」」
キョンとりんりんが吠える。その瞬間、もえが頭を抱えて蹲る。
「いやーーーーーーーー」
もえの絶叫が閑静な住宅街に響き渡り、皆は足を止めもえの異変に心をざわつかせる。
健太は皆の表情から、何か途轍もなくまずいことが発生したことを認識する。




