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アドバンテージ 2
グランドを後にして駅に向かう途中。
真っ青な顔をした岡谷が、トラの元に小走りで走り寄り、何やら紙のような物を手渡す。
トラはそれをじっと眺める。目を走らせるに従い目が鋭くなり、読み終えると紙を持つ手は怒りで震えていた。
そして岡谷に何事か呟くと、駅に向かって走り出した。
「あれー、トラどーしたん?」
「おーい、トラァー、どーしたぁー」
同級生の呼びかけに一顧だにせず、トラはあっという間に皆の視界から消えて行く。
残された岡谷は蒼白な顔のまま立ち竦んでいたー




