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オフサイド 6
「実は、先日わかったことなんだが…」
(オレがネンショー入ってたコト? 言ってなかったのかよ)
(言える訳ないでしょ! 母が知ったら気絶するわきっと)
(お、おい…)
「未だに信じられない話なのだが…」
(やっぱ間違えねえ、オレの噂を聞いたに違いねえ)
(あなた…人殺しはしてないわよね?)
(するか! してたらココにいねえし)
(あなたを信じるわ)
若い二人はかなーりビビりながら、じっと須坂の顔を見つめる。
「僕はどうやら… 膵臓癌、らしい」
二人はポカンとする。母親は両手で顔を覆う。
「余命、半年、らしい」
あかねは小さく呻き声を上げ、トラにもたれかかり気を失った。




