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トラ トラ トラ!  作者: 悠鬼由宇
第3章
170/440

ゲーゲンプレス 5


 健太は平谷を呼び、


「いいね。何処でやってたの?」


「えーと、主に人工芝ですかね」



 健太は本気でずっこけた。それを聞いていた生徒達も大いに吹き出している。


「何処でって… 何処のチームでやってたの?」


「ああ、そっち? S C東京ですけど」



 東京が誇るJクラブである。まさか…



「去年、試合の時三回寝坊して遅刻して… クビになりました。テヘっ」


 天然モノだ。天然の超大物だ。


「よし。試合の前の日にはオレん家に泊めてやる。それなら遅刻はないよな」


 平谷はちょっと考え、徐に驚きの表情で、


「うあわー、コーチ天才っすね。その発想はクラブには無いわー」


 と満面の笑みを見せたものだ。



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