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ローブロック 5
ミキがパチパチと拍手しながら、
「ママー、いい子が来たねえ。こんな子がトラちゃんの彼女なんて… てか、トラちゃん、あんた大変ね、こんなしっかりした子が彼女なんて… きゃはは」
一人ウケるミキを無視してトラは、
「っかったよ、ウッセーな。そんじゃー、ケンタ。これでいいだろ?」
「ケンタ、さん。目上の人には「さん」を付けなければダメでしょ」
「目上っつってもなあ。酔っ払いのゲロ塗― いってー」
亜弓が再度包丁の背でトラの頭を叩く。
健太は堪らず吹き出す。
「いいんだよ、あかねちゃん。俺はそんな大した人間じゃないし」
「でも…」
トラのスマホが鳴動する。




