あれから、4年がたった。
あの時、ビルの高層から下った先の、エレベータホール、二人の背丈をはるかに超えるガラス越しに、高まる気持ちの分だけ増したようなオレンジ色の光に、ああ、あふれんばかりに柔らかく温かく、その空間に広がる光に包まれた君の姿に、やっぱり言えなかった、ひとこと。
いってしまえば、終わりになるのだろう。
いわなければ、始まりもしないのだろう。
あれから、4年がたった。
遠くて近い、あの光が、
胸の内で、静かに燃え続ける、
私を突き進める。
あの時、ビルの高層から下った先の、エレベータホール、二人の背丈をはるかに超えるガラス越しに、高まる気持ちの分だけ増したようなオレンジ色の光に、ああ、あふれんばかりに柔らかく温かく、その空間に広がる光に包まれた君の姿に、やっぱり言えなかった、ひとこと。
いってしまえば、終わりになるのだろう。
いわなければ、始まりもしないのだろう。
あれから、4年がたった。
遠くて近い、あの光が、
胸の内で、静かに燃え続ける、
私を突き進める。
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