社畜からの逆転!?
とりあえず1話見てみ
はまっからさ
「ほーしーざーきー」
デスクで仕事中の悠里を呼ぶ声がする、上司の銀子陽介だ。
「なんすか銀子さん」
「え?何その態度でかくない?」
嫌味ったらしく出た腹を悠里のデスクに置き口を開ける。
「あのさあ、星崎はさあ、営業成績悪すぎじゃない?反省してる?」
「すみません。来月は頑張ります。この会社サーバーブレインの為に身を粉にして働きます」
悠里は空の言葉で謝罪をした。
それを聞いて満足したように銀子が悠里のデスクを後にしてすぐに同期の馬田優斗が駆け寄ってきた。
「悠里また怒られてやんの」
「うるせえなお前もさほど成績よくねえだろ」
「お前ほどじゃねえよ。今日はドンくらい残業すんだよ?」
「今日は終電に乗れればいいから0時とかかな」
二人にとっては日常的な会話である。
月の残業時間は100時間越えそれを10年間続けている。
もちろんサービス残業だ。
。。。同日23:55。。。
残業を終え二人は階段で会社の出口へと向かった。
「いつか残業代がまとめて出るといいな」
「このサイバーブレイン様が出すかよ。山島社長早く死なねえかなあ」
「でもま、人生プラマイゼロだ!いつか大きなプラスがくるんだよ」
「悠里、おまえいつも言ってるよなそれ」
「ああ、おばあちゃんが俺が不幸になったときにずっと言ってたんだよ」
「ふーん。ま、帰ろうぜ」
馬田は無関心にビルの鍵を閉めた。
二人で駅へ向かう途中女の子が3人の不良に絡まれていた。
「や、やめてください」
「へー、夢美ちゃんっていうんだ俺と一緒にあそんでほしいでや」
一人は語尾がキモイ男
「だづびぢゃんっでどぅうどか」
もう一人は滑舌を母親の子宮に置いてきた男
「お前を犯したい!!」
一人は初老のじじい名は萬年だった。
「お、おい。悠里道かえねえか?」
馬田は少しおびえた表情だった。
「これこそ、プラスに変えるチャンスなんじゃねえか?」
悠里は女の子のほうに向かって走り始めた。
『今まで、子供を助けてトラックに轢かれること5回。子猫を助け木から落ちること4回。電車で痴漢から女の子を助け冤罪をかけられたこと6回。いじめで無抵抗な状態にさせられ殴られること68回
これこそ人生の分岐点だ!!!』
「おい、おめえr」
悠里は初老の萬年にぶん殴られた。
「お前を殺してえ!!」
初老の男は悠里に馬乗りになり殴り続けた。
「黙れっ!」ゴッ!
「黙れっ!」ゴッ!
「黙れっ!」ゴッ!
悠里は無抵抗に殴られ続けた。
「無抵抗な状態で殴り続けるなんて!やめろよ卑怯者!!」
女の子の悲痛を帯びた叫び声も虚しく萬年は殴り続ける。
不良の取り巻きどもは流石に行き過ぎた萬年にビビッて逃げてしまった。
萬年も疲れ果てて
「今から帰りて!!」
といい自宅へ帰っていった。
10分間殴られ続け悠里の意識を失いかけている眼前に襲われていた襲われていた女の子がいた。
「あなた勇気があるのね...」
「へっ、ボコボコにされちまったけどな」
「もしあなたに力が宿ったときあなたはあの初老の萬年をどうしたい?」
「もし力を持って生まれ変われたらボコボコにするよ。僕をこんな目に合わせた奴らを集めて同じ目に合わせてわからせてやるんだ!」
「やめなさい、同じことをするのは暴力の肯定だよ」
と女の子は囁いた。
そして悠里の意識は途切れた。
悠里は目を覚ました時360度すべて真っ白の部屋にぽつんとデスクが置いてあり先ほど助けた少女が座っていた。
「ようこそ。キアリーズへ」
とべこんちぬえど
小説見てくれてありがとう!
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最後に一言!
アベ反対!