表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/119

第46話 レルフランド・フェスタ



「お前ら!ついにレルフランド王国最大のイベントが明日行われるぞ!!」


「「「うぉーーー!!」」」


 え、何かあるのか?たしか明日は学校が休みというのは知っているが。


「この祭典は屋台などが多く開かれる。人も多くなるだろう。行く者はくれぐれも気をつけてな」


 へー、そんなのも行われるのか。あとで誰かに詳しく聞いてみよう。


 俺は放課後にレイナにイベントについて聞いてみた。


「なー、明日何があるんだ?」


「え、まさか知らないの?明日はレルフランド・フェスタよ。王国内の最大のイベントで、毎年人で溢れかえっているんだから」


 全然知らないな。サウラ村にいたころも俺は来たことがないし、前世でもこんなイベントはなかった。


「えっとね、リース。それでさ、明日一緒に行かない?」


「ああ、いいぞ。他にも誰か誘うか?」


「いや、2人で行きましょ。たまにはね?」


「まあ俺は構わないけど」


「やった!……ゴホン。明日の朝9時に寮の前で待ち合わせね。絶対来てよ!」


「分かった。じゃあ明日な」


 レイナはとても笑顔だった。そんなに楽しみなのか、明日のお祭り。気になるな。


 俺は帰り支度を終えて寮に帰ろうとすると、ステラが話しかけてきた。


「ねえ、リースくん。明日の祭りにさ、一緒に行かない?」


「あ、すまない。明日は先約が入ってるんだ。ごめんな」


「……そっか。分かったよ。じゃあまたね!」


 ステラはどこか寂しそうだった。だが、先にレイナとの約束を入れてしまったしな。今度、どこかに連れて行ってあげるか。


 そんなことを考えてるとミルがこっちに来た。


「……リース。明日、一緒に行こ?」


「すまない、ミル。明日は別の人と行くことになったんだ。ごめんな」


「………分かった、なら今度どこかに行こう」


「ああ、いいぞ。行きたい場所に連れていくよ」


 ミルは笑顔になって帰っていった。今日はなんだかよく誘われるな。明日はそんなにすごいのか?


「おーい、リース」


 今度は誰だ?って、理事長かよ。


「ちょっと話があるんだ。理事長室に来てくれるか?」


「ええ、分かりました」


 俺は理事長室へ向かった。


書いてなかったですが、この王国の名前はレルフランド王国です。ちなみに国王の名前はノーブル=レルフランド。よかったら覚えてあげてください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ