偉人たちの名言集/哲学辞書
「一頭の羊に率いられた百頭の狼の群れは、一頭の狼に率いられた羊の群れに敗れる」
「悪い連隊はない。悪い大佐がいるだけだ。ただちに大佐のクビを切れ」
「戦術とは、或る一点に最大の力をふるうことだ」
「兵法に複雑な策略などはいらない。最も単純なものが最良なのだ。偉大な将軍達が間違いを犯してしまうのは、難しい戦略を立て、賢く振る舞おうとするからだ」
「作戦計画を立てることは誰にでもできる。しかし戦争をすることのできる者は少ない」
「戦いは最後の五分間にある」
「一流の人は、一流の人を雇う。二流の人は、三流の人を雇う」
「戦いにおいては、敵と味方の兵力のバランスが、勝敗の四分の一を決める。そして戦いの四分の三は戦士の勢いで決まる」
「戦の雲行きが怪しくなったら、私は一番の激戦区に駆けつける」
「どんなに大きな仕事でも、それが成功するかどうかは、間一髪の差である」
「指揮の統一は戦争において最も重要なものである。二つの軍隊は決して同じ舞台の上におかれてはならない」
「戦闘の翌日に備えて新鮮な部隊を取っておく将軍はほとんど常に敗れる」
「不可能は小心者の幻影であり、権力者の無能の証であり、卑怯者の避難所である」
「よい報告は翌朝でよいが、悪い報告は即刻我れを起こせ」
ナポレオン
「今は君を許す。二度としないように」
「人生は短いのではない。我々がそれを短くしているのだ。」
「もし君が人に愛されようと思うなら、まず君が人を愛さなければならない。」
「言論が堕落したところでは精神も堕落している。」
「どんなに豊かな土壌でも、耕さなければ実りをもたらさない。人の心も同じである。」
「難しいからやろうとしないのではない。やろうとしないから、難しくなるのだ。」
「最もよく踏みならされ、また最も人通りの多い道ほど、どれもみな多くの人を迷わせるものである。」
「我々は眼の中に他人の欠点を、背中に自分の欠点を持つ。」
「過去を忘れ、現在をおろそかにし、未来を恐れる者の生涯は短く、悩み事が多い。」
「恩恵を施した者は黙っているのがよい。恩恵を受けた者は語るのがよい。」
「いかに長く生きたかではなく、いかに良く生きたかが問題である。」
「貧しい者とは、ほとんど何も持っていない人間のことではなく、もっと多くを渇望する人間のことを言う。」
ルキウス・アンナエウス・セネカ
「軍人には四つのタイプがある。
有能な怠け者は指揮官にせよ。
有能な働き者は参謀に向いている。
無能な怠け者は連絡将校か下級兵士が務まる。
無能な働き者は銃殺するしかない。」
ハンス・フォン・ゼークト
「Guns don't kill people, people kill people.
(銃が人を殺すのではない、人が人を殺すのだ)」
全米ライフル協会スローガンより
「誰が為めに鐘が鳴る。
故に問うなかれ誰がために鐘は鳴るやと。其は汝がために鳴るなれば」
(誰が亡くなったんだろうと、問うてはいけない。それはあなた自身のために鳴っているのだから)
「The world is a fine place and worth fighting for.
(この世はすばらしい、戦う価値がある)」
アーネスト・ヘミングウェイ
求めよ、さらば与えられん。
探せよ、さらば見つからん。
叩けよ、さらば開かれん。
『新約聖書』・「マタイによる福音書(マタイ伝)」7章7節
「神は天にいまし、すべて世は事も無し」
(神が天にいらっしゃり、世の中には何の事件も起こらない。すべて神のお導きどおりだから)
ロバート・ブラウニング
「人種差別は魂の病だ。どんな伝染病よりも多くの人を殺す。悲劇はその治療法が手の届くところにあるのに、まだつかみとれないことだ」
ネルソン・マンデラ
「他者への没頭は、それが支援であれ妨害であれ、愛情であれ憎悪であれ、つまるところ自分からの逃避の一手段である」
エリック・ホッファー
「知は力なり」
「おせっかいな人で悪意を持たない者はいない」
フランシス・ベーコン
「好転する前には悪化するという段階もあり得る」
ウィンストン・チャーチル
「自由は秩序の母であって、秩序の娘ではない」
ピエール・ジョゼフ・プルードン
「目的を持たない人は、やがては零落する。
まったく目的がないぐらいなら、邪悪な目的があるほうがましである。」
「失敗の最たるものは、失敗した事を自覚しない事である。」
トマス・カーライル
「たとえ明日、世界が終わりになろうとも、私はリンゴの木を植える。」
マルティン・ルター
「死ぬまで他人に恨まれたい方は人を辛辣に批評すればよろしい。その批評が当たっていればいるほど、効果はてきめんだ。
およそ人を扱う場合には、相手を論理の動物だと思ってはならない。
相手は感情の動物であり、しかも偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって行動するということを、よく心得ておかねばならない。」
デール・カーネギー
「There are no facts, only interpretations」
(事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである)
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
「汝平和を欲さば、戦への備えをせよ
(Si vis pacem, para bellum)」
フラウィウス・ウェゲティウス・レナトゥス『軍事論』
「汝は王者なれば、ただ一人征け。自由の大道を自在なる英知もて進め。その尊き偉業の報いを欲せず、自らが愛する思想の実をば結びゆけ」
「男性全体を罵言し、彼らの欠点を洗いざらしにしても、それに抗議を申し込む男性はいないが、女性について少しでも皮肉を言おうものなら、すべての女性は一斉に立ち上がって抗議する。女性というものは、一国民・一宗派を形成している」
「きみの、まずさしあたっての義務は、きみ自身を幸福にすることである。きみが幸福であれば、きみは他人をも幸福にすることができる。幸福な者はただ幸福な者のみを身のまわりに見いだすのである」
アレクサンドル・プーシキン
「旅の途中で道に迷う事は不運であるが、旅の理由を失うのはもっと悲惨である。
しかし、困難の少ない道は敗者の道だ。
昨日転んだのなら、今日は立ち上がるのだ。今日の困難を明日の冗談にしろ」
H・G・ウェルズ
「いかなる人間でも生きながら神格化されるには値しない」
ジョン=ポール・サルトル
「巨人の肩に乗っているから、遠くを見ることができる。」
ベルナール・シャルトル
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
ビスマルク
「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」
ダンテ
「すべての真の生とは出会いである。」
マルティン・ブーバー
「人間死ぬまでは、「幸運な人」とは呼んでも、「幸福な人」と呼ぶのは差し控えなければならない」
ヘロドトス
「過ぎてかえらぬ不幸を悔やむのは、さらに不幸を招く近道だ」
「To be, or not to be, that is the question.」
(生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。)
シェイクスピア
「困難は分割せよ。」
デカルト
「辛抱強さはよいものだが、それが順風満帆のときであればなおよい。」
ニザーム・アルムルク
「宗教とは、貧者の阿片である。」
「ラディカルであることは、物事を根本において把握することである。」
カール・マルクス『へーゲル法哲学批判序説』
「不思議なものは数あるうちに、人間以上の不思議はない」
ソフォクレス
「困難なことは『自己自身を知ること』。
容易なことは『他人に忠告すること』」。
タレス
「世の中のいざこざの因になるのは、奸策や悪意よりも、むしろ誤解や怠慢だね」
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
「天知る、地知る、我知る、子知る。」
後漢書『楊震伝』
「手に入れたデータをすべて使わないで、その一部だけに基づいて判断をくだす裁判官があるとしたら、我々はどんな評価をくだすだろうか」
ヴェーゲナー『大陸と海洋の起源』
「人間は本質的に無知で、獲得という手段を通じて知識を得る」
イブン・ハルドゥーン『歴史序説』
「汝はどこから来たのか、汝は何者か、汝はどこへ行くのか」
ポール・ゴーギャン
「全ての不可能を消去して、最後に残ったものが如何に奇妙な事であっても、それが真実となる」
シャーロック・ホームズ
『私はこの定理について真に驚くべき証明を発見したが、ここに記すには余白が狭すぎる』
ピエール・ド・フェルマー
「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」
村上春樹 「風の歌を聴け」
「人生はコンテストであり、競争であり、そこでは優勝者のみが尊敬をはらわれる」
「この世に倦み、罪を背負いて」
バートランド・ラッセル
「自由よ、汝の名の下でいかに多くの罪が犯されたことか」
ロラン夫人/マリー=ジャンヌ・フィリポン・ロラン, ラ・プラティエール子爵夫人
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。」
サン・テグジュペリ『星の王子さま』
「6歳の子供に説明できなければ理解したとは言えない。」
アインシュタイン
「青春が幸福なのは、美しいものを見る能力を備えているためです。美しいものを見る能力を保っていれば、人は決して老いぬものです。」
カフカ
「我々は『たった一度の人生を生きている』のだ。」
ジャン・パウル
「抜け出すための一番の方法は、やり抜くこと。」
ロバート・フロスト
「自分を愛せない人を他人は決して愛しません。人から愛されたいと思うなら、まず自分自身を愛することから始めなさい。」
ジョセフ・マーフィー
「できることから始めるのではなく、正しいことから始めるのです。」
ピーター・ドラッガー
「人が想像することは、必ず人が実現できる」
ジュール・ヴェルヌ
「自分の判断以上に自分を欺くものはない。」
レオナルド・ダ・ヴィンチ
「もっとも強い者が生き残るのではなく、
もっとも賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。」
チャールズ・ロバート・ダーウィン
「この七つが私たちを破壊する。
労働なき富。
良心なき快楽。
人格なき学識。
献身なき信仰。
理念なき政治を。
人間性なき科学。
道徳なき商業。」
マハトマ・ガンディー
「力なき正義は無力であり、正義なき力は暴力である。
力なき正義は無能であり、正義なき力は圧制である。
力なき正義は反抗を受け、正義なき力は弾劾を受ける。
それゆえ正義と力を結合せねばならない。」
ブレーズ・パスカル
「負けて退く人をよわしと思うなよ。知恵の力の強きゆえなり。」
「おもしろき こともなき世を 面白く すみなしものは 心なりけり」
(面白くない世の中を面白くするのは心である)
高杉晋作・短歌
「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない。」
山岡鉄舟
「絶えずあなたを何者かに変えようとする世界の中で、自分らしくあり続けること。それがもっとも素晴らしい偉業である。」
ラルフ・ワルド・エマーソン
「力足らざる者は、中道にして廢す。今女は畫れり。」
(力の足りない者はやるだけやって途中で挫折してしまうが、あなたはやりもしないで自分から見切りをつけている)
「子曰、知之者不如好之者、好之者不如楽之者」
(子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず)
孔子・『論語』雍也
「兵は拙速を聞くも、未だ巧の久しきを賭ざるなり。
それ兵久しくして国利あるは、未だこれあらざるなり。
故に尽く用兵の害を知らざれば、則ち尽く用兵の利を知ること能わざるなり。」
(短期決戦で成功した例は聞くが、長期戦で成功した例は見かけない。
長期戦に持ち込んで自国に利益があることは未だかつてない。
それゆえ、用兵による損害を十分把握していなければ、用兵から得られる利益を知ることはできない。)
兵法書・孫子
「志有る者は事竟に成る」
(確固たる志を持っている者は、どんな困難があっても最後には必ず成功する)
『後漢書』
「一人の死は悲劇だが、百万の死は統計上の数字に過ぎない」
ヨシフ・スターリン/アドルフ・アイヒマン
「一人を殺せば殺人者だが、百万人を殺せば英雄だ。殺人は数によって神聖化させられる。」
チャーリー・チャップリン
「殺せ殺せ 我が身を殺せ 殺し果てて 何もなき時 人の師となれ」
至道無難禅師禅師
「君死にたまふことなかれ」
与謝野晶子




