表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
漆黒のSlave crest   作者: 猿兄
第1章:黒の奴隷紋
2/16

奴隷館

(ぴちゃん)水滴が落ちた音が空間に広がる。冷んやりと肌寒い、さっきの光は何だったのだろう?まだ少しぼーっとする、陸は目を擦ろうと手を持ち上げた。意識がはっきりし出し自分の手足に違和感を覚えた。


「何これ?どうゆう事??俺さっきまで家の蔵に居たよな???てかここ何処????」


辺りは薄暗く、何処からか漏れている灯のおかげで自分と周りの状況を確認出来た。


「何で手足に枷なんか付いてるの?????

いやいやいやいやちょっと落ち着こう何でこうなった??」


そうだ、あの鍵は?......あれ?無い?どこ


「おぉい!!煩せーぞ、静かにし......ん〜?何でお前元気になってんだぁ?」


スキンヘッドで眼帯をした厳ついおっさんが、まじまじとこっちを睨んで来た。


「あの!!すいません、ここは何処でしょう??後何で枷が嵌められてるんですか??」


「あぁん?何言ってんだお前、死に掛けて遂に頭が狂ったか?お前は隷属の儀にその首に黒の紋章が浮かび上がったから親に売られてこの奴隷館に来たんだろうが」


は?隷属の儀??何だそれ?親に売られて?え?奴隷?


いきなりの事で頭が爆発しそうだ、蔵で掃除の手伝いをしてて...鍵を見つけて、手に取って、光に包まれてここに居る...


「あの、何かの間違いじゃないでしょうか??僕の名前は空島陸、出身は日本です!!何かのドッキリですよね??今日僕夜に用事があって...ここから出して下さい」


そうだよ、絶対にドッキリだ、そうに違いない。現代そして日本で奴隷なんてあるはずない、多分もう少ししたらドッキリ大成功の看板が出てくるはずさ。


「本格的に狂い出してんな、ニホン?ソラジマリク?なんじゃそりゃ、ここはラトーガの町の奴隷館だ、そんな場所は聞いたことねぇよ。あとお前の名前はルイス・レチュード、ガインの町の貴族の次男だろ」


...流石に、認めたくないけどあの鍵のせいで何処か知らない場所に行っちゃて、何故か姿形も他人の身体に入れ替わってて、奴隷落ち......詰んでますよね?これ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ