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漆黒のSlave crest   作者: 猿兄
第2章探索者の町ラトーガ
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意外な一面

頑張った、俺!!

「ごめんね、女性を傷つけるのは駄目だと思うんだけど、この身体を駄目にするわけにもいかないんだ」


手に握られた短刀を取り、再度取られないように投げ捨てる。


「おやおや凄いですね、彼女は私の専属奴隷でも特に戦闘特化した獣人族なんですよ?」


長髪兄ちゃんがニヤニヤしながら近づいてくる。


『ファル頼む』


『っち、後でサクサ倍寄越せよ?』


本当にブレないなコイツ...


長髪兄ちゃんのステータスが目に浮かんでくる。


名前 ホア

種族 人

年齢 48

隷属紋 深蛇紋

紋章Lv 50

精神力 A

筋力 D

体力 C

知織 A

感覚 C

紋章術 隠蔽

称号 [奴隷館の館長]


は?隠蔽って何?


思わず口に出してしまう。


「隠蔽?...」


ホアの顔が歪む。


「ほぅ、...何故あなたがこの場に居るかも不思議ですが...あなたは鑑定のスキル持ちだったと、マジックアイテムも所持してるはず無いのに」


...........................


やばいやばいやばい、鑑定のスキルってドユコト??素人の俺に詳しく教えて!?多少ゲームしてたから分かる、でもさ鑑定って女神(メルフィー)が勝手に創ったもんちゃうの?マジックアイテムさっきから有能すぎやろ、なんやねんこの世界。


「で?だからなんだよ、鑑定のスキル持ってたらあかんのか?」


思わず関西弁でてもうたやないかーーー。


「はは、...あなた、誰ですか?」


ニコニコ面だったホアの顔が畏怖を含めた顔でルイスを睨む。


「は?誰ってこの首の紋章のせいで親に売られたルイス・レチュードですよ?」


とりあえず歳はわかったんだ、何かされる前に...。


右手に持っていたスプーンを捨て、スッと手をホアにかざす。


支配者の天秤(バランスルーラー)


奴隷紋から黒光が溢れ出しホアの身体を包見込みだした、何かを察したホアは慌てて女の子に指示をだす。

「ポラ!!彼を止めなさい!!!」


陸に押さえつけられていた娘は、抑えられていた手を自ら強引に捻り、空いた手で陸の顔を殴りつけた。


「あっぶね!!!」


陸は女の子の手を離し、拳を避けその子の首に腕を回す。


「ちょっと寝てようか」


「...、・・・・様申し訳ございません」


女の子は気を失い崩れ落ち、その間に黒光がホアの身体を包む。


「はぁ〜...久しぶりに技使ったわ〜」


「お前...武術のスキルあるのか?、凄かったぞ!!」


おっさんが背中バンバンしながら叩いてくる。


「スキル?、ただじーちゃんに教えられただけだよ」


...スキルって何?



































溜め込んで溜め込んでこれなんです。

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