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恋と出会ってしまってから  作者: 烈火流星
3/7

意識

「ただいま」

「おかえり直哉」そして母は何かに気づいた顔して

「今日何かあったの?」

「いや別に何もなかったけど」

「そう?何かいつもよりちょっとイキイキとした顔してたから」

「じゃあ部屋に戻るね」


部屋に入ったとき千春からLINEが来た

[今日はありがとう]

[こちらこそ俺も楽しかったよありがとう]

[じゃあまた明日学校でね]

[うん。また明日]


次の日


俺は朝、昇降口で千春の後ろ姿を見つけた。

「千春おはよう」

「あ、直哉君おはよう」俺はいつの間にか話をするのに抵抗が無くなってきた。

「じゃあ私、教室こっちだから」

「うん。また」

俺は教室に入り勇気を出して近くの席の人に

「おはよう」

「おう。直哉おはよう」

「あ、そういえば直哉、これ知ってる?今流行ってるらしいんだよねー・・・・・」そいつは気軽に話しかけてくれた。勇気を出して言って良かった。それから今日俺は友達が少しできた。

(これでもうぼっち生活ともおさらばだ)


放課後


千春からLINE来た

[今日も一緒に帰らない?]

[うん。いいよ]

「じゃあ行くか」

「何か直哉君今日良いことあった?」

母と同じことを言われた

(俺そんなに顔に出やすいタイプか?)

俺は今日あったことを話した

「直哉君すごいね」

千春は自分のことみたいに喜んでくれた。

「いや、千春と話してて勇気が出たんだありがとう」

「いや私は何もしてないよ」

「そういえば直哉君って誕生日いつ?」

「俺は12月22日。千春は?」

「私は4月8日」

「じゃあは今週か。何かプレゼント用意しとくよ」

「え、本当に?ありがとう」

「な、直哉君その日一緒に買い物でも行かない?」

(え!?これってもしかしてデート?)

「う、うん。いいよ」

千春は恥ずかしながらも喜んでくれた。

「じゃあ私、家こっちだから」

「あ、家まで千春送ってくよ」

「あ、ありがと」


「じゃあ直哉君送ってくれてありがとう」

「じゃあまたね千春」

「また明日」

千春は笑顔で手を振ってくれた。その笑顔はとても可愛かった。



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