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恋と出会ってしまってから  作者: 烈火流星
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プロローグ

 俺は友達が少ない。いわゆる「ぼっち」というやつだこのまま教室の片隅で卒業まで凄そうと思っていた。もしも運命の出会いとやらで女子いい関係になって付き合う。そんなアニメやマンガみたいなこと起きるわけないと思っていた。


 俺の名前は黒崎直哉。今日から高校2年生の新学期、桜が満開だ。「今日からまた学校か...」と言いつつも俺はいつも通り自転車で学校に行こうとしていた。そのとき1人の少女が信号待ちをしていた。俺はその少女の少し後ろで止まった。

(あ、あの人の近くにストラップが落ちてる。あの人のかな?)

俺はあまり人と話をするのが苦手だったが思いきって言ってみた。

「あ、あのーストラップ落ちてますよ」

そしてその少女は気づいた顔してストラップを拾った。

「ありがとうございます」とても爽やか笑顔だった。俺のとこだけ一瞬、風が吹いた気がした。

「いえ、別に大したことしたわけじゃ」

「あのーあなたも木戸高ですよね?」

(うわー俺他のクラスの人あまり意識して見たこと無いけど制服同じってことはこの人も木戸高なんだ)

「う、うん。そうだよ」

(女子と二人きりとか気まずい...)

「あ、ちょっ」その少女は何か言いたげな顔だったが

「ゴ、ゴメン今日ちょっと急いでるから」

俺は逃げるようにその場を去っていった。


 俺は学校につくと何故か息が上がっていた。そして嫌々クラス替えの紙を見た。去年同じクラスだった数少ない友達だったやつとも違うクラスだ。(今年も去年みたいな感じになるのかな)俺はそう思いつつ教室の扉を開いた。


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