ビッケのなる木
私はとても辛かったので、ビッケのなる木の前に行き「どうしたらいいのでしょう?」尋ねました。
何となく私は救われた気持ちになって、「今日も頑張ります」と言って、一人の部屋へ戻って来ました。
いつも約束を守れなくてごめんね。
今日…今日こそは頑張る。
笑って過ごす事は難しいですね。
誰かに聞いてみたいのです。
どうしたらいいのですか?
この世界中の人達が友達だと思えば心強いのでしょうか?
いえ、違います。
私の心が泣いているは、私だけの問題でしょう。
世の中は暖かいです。
人生は優しいです。本当はね。
「ねぇ…誰か助けて」の文字で埋め尽くされたノートから、いよいよ言葉が飛び出して来たかのように涙が溢れ出し息が苦しくなる。
まだまだ泣かなくてはいけない。
どうか同じ思いをする人が減りますように…
前向きな願いであれば叶いますように。
今日も泣いて過ごすんだ。
そう覚悟したくせにまた泣いてる。
覚悟って何?
この涙と共に流れ去ってしまうのかな。
私はまた明日もビッケのなる木の前で、宝物を沢山貰うのです。
そしてまた同じ事を繰り返しては反省する。