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ショタエルフの中身はオッサン  作者: ゴロタ
プロローグ的な何か
5/42

もう少し寝かせて…よ

短編書いていて…忘れていた訳では…決して御座いません…。


フカフカでポカポカ暖かい何かに包まれている…。

起きなくない…むにゃむにゃ…ぐー。

ペシペシ…。

惰眠…最高……むにゃにゃ…。

バシバシ…。

何…何なの…むにゃ…。

スパコーンッ!


「ふぎゃっ」


「流石に起きろっ!どんだけ眠る気なんだ…。」


いや、永眠してしまいそうですが?


「痛ちゃい…誰にゃの?にゃにしゅるの?」


涙目で振り返ると、おおっ……イグー……僕の妄想じゃなかった。実際に居たんだ…。でも何故?今まで一体何処に?


「何処にいちゃの?にゃんで僕を置いていっちゃの?」


イグーは僕の頭をポンポン叩くと、とんでも無いことを言ってのけた。


「いや、進行方向にフェンリルが居たから…シャワを連れていたら危ないだろ?だから先ずはシャワを安全な場所に置いて、蹴散らしに行って来た…」


ええっ?フェンリルって、あのフェンリル!?北欧神話の巨大狼のことぉ~?イグーって何者?勇者とかかな?


「に…にぇえ、イグーは…しゅごくちゅよいの?」


イグーはポカーンって顔をしてる。変なこと聞きましたかね?


「ん?ああ…教えて無かったか?俺は赤竜だ。まぁ、髪が赤いから分かりやすいだろ?」


竜…だと?ファンタジーだ。お話の世界の生き物が今、ここに!凄いなぁ~凄いなぁ~と目を輝かせて見つめていて、ふと気付く。あれっ?でも人の姿してるよ?本当に竜なのかな?


「イグーはほんとに竜にゃの?人のしゅがたをしちぇるけど……?」


僕がそう聞くと、苦笑いをしながら腕の部分だけだが、竜に転じて見せてくれた。


「うわぁ~ほんとだぁ~!疑ってごめんなしゃい」


「良い。気にするな。ま、普通は皆知ってることなんだかな…。いくらガキだからって何故知らんのだ?エルフは全く住んでいる森から出てこないからって…………。」


イグーは喋っていて何かに気付いた

ような顔をしてる。

聞きづらそうな顔を、一瞬したが聞いてくる。


「シャワ…お前……どうしてこの深淵の森に居る?お前らエルフは、隣の大陸メルネア大陸の世界樹の森に住んでいるはずだろ?」


心底不思議そうに聞いてくるが、知らん。

というか、今気付いた…僕…エルフなの?ただ、ちびっこになっただけだと思ってた…。

確認の為僕は自分の耳を、触ってみる……。


うひゃっ!?長い……。ええっ?先にいくほど細かくなっていて、先っちょが尖っている……。

本当に…エルフ耳だ…。


僕の不審な行動に核心を得たのか、イグーがズバッと言って来る。


「まさかとは思ったが……シャワは記憶が無いのか?」


いや、記憶はある。38年間鈴木紗和という人間の過ごした記憶が…。たが、身体が別の人のモノならば、記憶が無い。

僕自身はただ単に身体が縮んだ、位にしか考えて無かったし……。

僕が悩んでいて、返事をしなかったせいなのか、イグーは自分の発言が当たっていると解釈したらしく


「そんなに気にするなよ?ちゃんと護ってやるし、帰りたいならシャワが大きくなって、旅に行ける体力が付いたら一緒に連れていってやるよ」


またもやイケメソ発言。たが、帰りたいとか無いし。記憶も無いし。僕の持ち物はこのちびっこボディと、防御力皆無の薄い病院の患者っポイ衣服だけだよ。

てか、この服……趣味悪くない?何故この服なのかな?

あーもーわからーんっ!僕は後ろにた折れ込んだ……。


ドサッ…。


ブヒッ……。







嘘です…。ウッカリしてました。次は…次こそは………。

不定期更新なので……許して下さい。此にて御免!

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