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ショタエルフの中身はオッサン  作者: ゴロタ
プロローグ的な何か
4/42

渡る世間はブタ…?ばかり

余り深く考えずにさらっと読んで下さい。

どうも、こんにちは。鈴木紗和です。前回の話の途中で気絶した者です…。


いや、スミマセン…申し訳ないんですが、教えて下さい…。ここは、何処でしょうか?


目覚めるとそこは………切り立った断崖の、何かの動物の巣?の中だった。

あるぇぇぇ~…。えっと、確か…僕はイグーに持ち上げられてて……?それで…どうしたんだっけ…?

もしや、夢オチかっ?それとも、僕の妄想の産物だったのか?イグー何て人物は…いないのか?


混乱した僕は、自分の頬をつねってみる。


ギュムッ……。


「痛ちゃい……。」


ふおっ…痛いだと?じゃあ現実なのか?何処からだ?


僕が一人、混乱した状況の中、現状確認をしていると、後頭部に生暖かい風が吹き付ける。


ブファ~ブファ~…。ううっ…気になる…。だが、振り向いたらあかんっ!振り向いたら最後…のような気がする………。

ん?このまま行くと、結局最後じゃない?振り向いても、振り向かんでも、結果は一緒なのでは……?


ゴ…ゴキュリッ…。そう思った僕は覚悟を決めて、恐る恐る後ろを振り返ってみた。


時間が止まった……。




僕の後頭部に、生暖かい風を吹き付けていたのは、巨大なブタ…?う~ん…でも、牙があるし、翼もある……様な……。結果、僕の感想は恐ろしいより、アナタ美味しそうですね?になった。じゅるり。


アナタ、どちら様ですか?何故、ここに?……あっ、分かりますよ…ハイハイ…ここは、アナタのお家ですよね?お邪魔しましたっ。


僕が、勇気ある撤退をしようと、後方に下がろうとするとブタ…?が、素早く僕の後ろに回り込む。機敏なブタ…?だな……。


逃がしはしないってことか?外見がブタ…?なので、それほど恐くはないのだが詰んだ。と、思った時だった。ブタ…?が僕に向かって、果物…リンゴに似た形。色はいかにも毒リンゴですといった、青紫色の果物を放ってきた。

これを、食えというのか?このブタ…?は。

確かにお腹は空いている……。リンゴ(毒)は見た目は悪そうだが…。悩んでいると、僕の身体の一部、そう腹が音で抗議してきた。


ドリュドリュドギュル~…………。


僕のお腹の音に、ブタ…?が、生暖かい目を送っている……気がする…。

ブタ…?にまで、憐れまれるとは……。

くやちいっ。


分かりました。分かりましたよ……。食べればいいんだろ?それで満足なんだろ?鈴木紗和…38歳の意地を見せ付けてやるっ!……

ブタ…?にだが…。


いざ、尋常に…勝負っ!シャクリッ★

覚悟を決めて、リンゴ(毒)を咀嚼する。

シャリシャリ…シャリッ…ポキポキ…シャリシャリ………。ごっくん。


おおうっ。瑞々しい…そして、甘い…。歯ごたえも、俺がりんごだっ!!と、いわんばかりだ。美味しい♪

間、何かリンゴでは出ない様な音がしたなんて、きっと僕の気のせいだ!……よね?


お腹の赴くままにリンゴ(美味)を、貪るように食べてしまいました。

フィ~…お腹一杯だよ。ムニャムニャ…。



……っと、危なっ!!お腹が、一杯になったらすぐ眠たくなるとか……。子供かっ!!


あっいや、ボディはちびっこ使用ですが…。


ああ、抗い難い……。はっ…まさか、ブタ…?め。最初からこれを狙ってたのか?

眠った無抵抗な僕を、ペロリか?ペロリなのか?ペロペロ位で、勘弁して下さい。



等と考えては、居ました。うん。逆に色々考えていると、眠気っていつの間にか忍びよっているんです。イイワケジャナイ…。

イイワケジャナイケド……。


僕は、夢の世界に旅立った。





完!!








嘘です。続きます…。



















イグー不在。どういうことかは、次話位で入れれると、いいなぁ。

予想以上にブタ…?が。ブタ…?が……。

しゃしゃり出てきおるっ。

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