エルフのガキだ……と?
イグニス視点…あっ、赤い人です
俺の名前は、イグニス。イオス大陸に居る、赤竜の中でもまだまだ若い部類に入る、200歳程の若輩者だ。
竜族は四大属性で別れていて、赤竜→炎の魔法が一番強力であり、水の魔法は使いづらい。水竜→赤竜の逆。
風竜→風の魔法が一番強力であり、土の魔法が使いづらい。土竜→風竜の逆。
外見でも分かり易い。頭髪が、属性の色なのだから………。
となっている、そして俺達赤竜は普段から魔力を溜める為、人の姿で生活している。人の姿の方が魔力消費量が少ない為だ。
人の姿の時は普通に腹が減る為食料調達を、する必要がある。
その為イオス大陸の半分まである、深淵の森には俺達赤竜の食料がうじゃうじゃいる為、森で狩りをする。
今日も何時もの如く、森に入ったが何やら騒がしい。
俺達赤竜は、五感に優れていて、遠くの音だとて聞き分けることが出来るのだが、これはガキの泣き声か?
まさか、居るわけがない……イオス大陸、ましてや深淵の森に……だが、確かに聞こえる。
本当にガキが居るのなら、助けてやらねえと…な。
俺は、泣き声のする方に駆け出した。
数分後、ウェアウルフに殺されそうになっているエルフのガキを、発見した。?何故エルフのガキが、ここに居るんだぁ?
まぁ、助けてから聞けばいいか?
俺は瞬時に、ガキをヒョイッと持ち上げて、ウェアウルフに槍を突き刺した。
ガキが、驚きに目を丸くしていたのは、面白かった。
色々と質問したが、返ってきたのはキュルルルル~という音と、情けない
「おにゃかしゅいちゃ………」
という言葉だけであった。
説明詰め過ぎですよね。すみませぬOrz