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ショタエルフの中身はオッサン  作者: ゴロタ
新しい生活の幕開け……か?
17/42

災難を呼び寄せる長老

何時もの如く…で、御座います。

カルネラさんから、逃げ延びた筈の僕とフレイルさんでしたが、結局は長老の家に行かなくてはならず、長老の家の前で待ち構えていたカルネラさんに、捕まってしまいました。


フレイルさんはとても無惨な顔面にされていました。カルネラさんが笑顔でボコボコにしたからです。

僕はそれをただ見ている事しか出来ませんでした。

これ以上ボコボコにされたら、フレイルさんが死んでしまうんじゃ?と、思った所でやっと長老が止めてくれました。

自分を棚にあげて言うけれど、もっと早くに止めてあげられたかったのでしょうか?




「ふひひっ…。シャワーちゃん。貴方を拐って行ったフレイルは、倒したわよ?さあ、先ほどの続きと洒落混みましょうっ!!」


カルネラさんが顔をだらしなく緩ませながら、僕の方に迫って来る。


「ちょっ…ちょっと待つにょ!しょっ…しょれ以上近寄ると、僕の魔法が火を吹くじぇっ!」


「あら?シャワーちゃんは、火の魔法が使えるの~?私と一緒ね~?ふひひ」


な…何ですと?カルネラさんは、火の魔法が使えるの?す…凄いっ!見てみたい!!

僕は先ほどまでの恐怖など、無かったかのようにカルネラさんの話に食い付いた。


「カルネラしゃんっ!火の魔法が使えるにょ~?しゅごいねっ!格好いいにぇ!」


「ふふん。凄いのよ?……………って、言いたいけど赤竜だからこの郷の者なら誰でも使えるわよ?」


「しょうなんだ~!じゃあ、この郷で一番強い火の魔法を使えるは、誰なにょ?長老しゃん?」


僕が興奮しながら勢い込んで聞くと、カルネラさんが苦虫を咬んだ様な顔をしながら、シブシブ教えてくれる。


「はあっ……。実力で言うなら、イグニスよ……悔しいけれどね……」


「しょうなんだっ!イグー凄いにょ!今度頼んだら見せて貰えるかにゃ?」


「あら?火の魔法が見たいの?私が貴方の願いを叶えるわっ!ふひひっ。うおりゃっ!!!」


僕の目の前を、勢い良く火の玉が飛んで行く。



チュドムッ…………。



い…今……壁に………。多分長老の家の壁に大人の頭部程の大きさの穴が……開きました。

凄いよ?確かに凄いけれど、この状況ははしゃいじゃ駄目な所だよね?


僕がコメント出来ずに居ると、長老の悲痛な声が聞こえて来る。


「わ…わしの家の壁が………」


あっ…ヤッパリそうなんだ?御愁傷様です。はい。


「あらっ?やだ…あんまりパッとしない結果になったわね?見ていてシャワーちゃん!私の力はこんなもんじゃ無いのよ~!」


「…………はっ!止めるのじゃっ…」


「あらよっと!!」



キュドンッ……ゴパッ………ズシーン……。



うぎゃっ!長老が直ぐに気付いて止めようとしたけど、遅かった。

今度は長老の家に、大人の身長位の大きさの穴が開いてしまっていた。そしてその影響で、扉の一部と柱が倒れて来ました。


とんでもなく、風通しの良さそうなお家に早変わりです。

長老はまるで明日のジ○ーの名シーンの様に、真っ白に燃え尽きてしまいました。

長老っ!立つんだっ!長老~~~!


「どうだったかしら?私の火の魔法は?素敵だったかしら?良いのよ?本当の事を言っても?ふひっ」


本音では確かに凄かったと思うが、流石に真っ白になった長老の前で褒める分けにもいかず、コメントは控えさせて頂く事にした。




動かなくなってしまったフレイルさんと、長老を尻目に絶好調なカルネラさんでしたが、急に黙り混んでしまった。

心なし若干、顔が青くなって居るような……?


「?カルネラしゃん?どうかしたにょ?」



ううん?微動だにしない。これまでの行いを悔い改めでもしたのだろうか?


僕が怪訝に思っていると、背後から凄く不機嫌そうな声が聞こえて来た。


「カルネラ……お前がシャワを、拐ったのか?返答次第では覚悟しろ……」


うっひゃあっ!この声はイグー!?なんと淀んだほの暗い低音ヴォイスでしょうか……。

怒りの深さが伺える様です。


「ちっ…違うわよ?その…何て言うか…これは…良い意味の拐いって言うか…いやいや、拐って無い!拐って無いからっ!!」


カルネラさんは、イグーが表れた途端に動揺して良くわからない言い訳をしている。

因みに、良い意味の拐いとは何でしょうね?初めて聞きました。


「意味が分からん。天誅………」


ボッカーンッ………ドゴンッ!


イグーがカルネラさんを殴り飛ばしました……ちょっ……カルネラさんは女性ですよ?イグーはとんでもない悪です!!か弱い……いや、か弱くは無いかな……でもまあ生物学上の性別はあくまでも女性なのだから、もっと優しくしてあげてっ!


僕はカルネラさんを気にしていましたが、僕以外の全員がカルネラさんの飛んで行った方向を見詰めて居ました。

何故かと言いますと、飛んで行ったカルネラさんが長老の家に突っ込んだからです。

先のカルネラさんの攻撃で扉の一部と柱が壊れましたが、更に窓が壊れました。


長老の顔に一筋の涙が伝い落ちたのでした。






スプラ○ゥーンが、面白すぎて何も手に付かないよ?助けて~!


遅くなりもうして、誠に遺憾であります!!!

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